WikoはMWCの同社ブースで発表会を開催し、最新モデルの「View 2」と「View 2 Pro」を発表した。
「View 2」「View 2 Pro」は本体前面のほとんどを6インチの19:9ワイドディスプレイが占めるデザインの端末。同社はすでに18:9ワイドディスプレイの端末を発表済みだが、「View 2」はディスプレイがさらに縦に長くなり、フロントカメラ部分だけディスプレイにせり出しているという、シャープの「AQUOS R Compact」のようなデザイン。
「View 2」「View 2 Pro」は搭載するディスプレイや本体のサイズはほぼ同じ。その一方でカメラやプロセッサなどに違いがある。
「View 2」はフロントカメラが16メガピクセル、バックカメラが13メガピクセル。「View 2 Pro」はフロントカメラ・アウトカメラともに16メガピクセルで、バックカメラはデュアル仕様でより広角撮影もできる。いずれのモデルもディスプレイにせり出したフロントカメラが高解像度なのも特徴で、セルフィー(自撮り)が重視されている。
「View 2」のチップセットは「Snapdragon 435」(1.4GHzのオクタコア)、メモリは3GBでストレージは32GB。「View 2 Pro」は「Snapdragon 450」(1.8GHzのオクタコア)。メモリは4GBでストレージは64GB。
両モデルともに指紋認証機能やNFCといった機能もサポートする。想定価格はView 2が199ユーロ(約2.6万円)でView 2 Proが約299ユーロ(約4万円)となっている。
5.7インチのView GOなども
WikoブースではView 2以外にも、最新ラインナップが展示されていた。
展示されていたViewシリーズのバリエーションモデルは、いずれも18:9のワイドHDディスプレイを搭載していて、指紋認証を省いて安価になった5.7インチの「View GO」は149ユーロ(約2万円)、ややコンパクトながら指紋認証にも対応する5.45インチの「View LITE」は159ユーロ(約2.1万円)、画面とバッテリが大きく指紋認証対応の5.99インチの「View MAX」は179ユーロ(約2.4万円)となっている。Viewシリーズは日本でもベースモデルの「View」が発売されている。
Viewシリーズよりも下のレンジのモデルも展示されていた。5.45インチのウルトラワイドVGAの「Tommy 3」(99ユーロ=約1.3万円)、5.7インチウルトラワイドHDの「Lenny 5」(99ユーロ=約1.3万円)、5.45インチのフルワイドVGAの「Jerry 3」(79ユーロ=約1万円)の3機種はAndroid OのGo Editionを採用した安価なモデルとなっている。