製品ビジネスからサービスビジネスに変わり、グローバル対応が当たり前の時代、知的財産件特に特許権に関しては海外企業との競合上ますます重要になっています。この講座では第3のプラットフォーム時代に対応した特許権に関してその基礎を講義します。
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製品ビジネスからサービスビジネスに変わり、グローバル対応が当たり前の時代、知的財産件特に特許権に関しては海外企業との競合上ますます重要になっています。この講座では第3のプラットフォーム時代に対応した特許権に関してその基礎を講義します。
4月から新生活がスタートしたみなさん、朝起きられてますか?
ウキウキ気分も落ち着いて、日常生活の面倒なところが浮き彫りになってきたのでは。早起きしてストレッチ、朝食はしっかり食べる、なんて目標がいかに難しいかわかったころでしょう。楽したい。朝は少しでも楽したいの。そういう気持ち、この家電が助けてくれます。コーヒー、トースト、目玉焼きの定番朝ごはんがこれ1台! 朝ごはん専用のマルチ家電です。
Nostalgia Electrics(ノスタルジア・エレクトロニクス)の「レトロシリーズ 3-in-1 ブレックファストステーション」は、朝ごはんのための家電。朝からこの家電名は長すぎるので、きっと「朝ごはんのやつ」と呼ばれることになるのでしょう。朝ごはんマルチ家電はすでに見たことがあるし、ギズモードでネタにしたこともあります。ただ、この「朝ごはんのやつ」のすぐれた点は、ファミリー仕様だということ。コーヒーも4杯分、トーストも4枚、卵もソーセージも4人分を1度に作ることができます。朝から、もーのすごくガッツリいきたい1人暮らしの人でもOK。
専用マルチ家電と、それぞれ個別にやるのって、結局のところどっちが手っ取り早くて安上がりで楽なんでしょうかね。それを探るための朝活、どうぞ。
思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのResearch in Motion(RIM)製スマートフォン「BlackBerry Bold 9900」です。
QWERTYキーボードを備えたストレート型スマホの代表といえる「BlackBerry」。2012年に発売されたBlackBerry Bold 9900は、QWERTYキーボードに加えタッチパネル操作にも対応した製品です。
タッチパネルディスプレイの採用は、日本向けに販売されたBlackBerryでは初めてのことで、まさに待望の機能追加でした。
また、BlackBerryシリーズでは初めてとなる下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応したほか、テザリングやエリアメール(緊急地震速報)、spモードにも対応していました。
OSは、前モデルの「BlackBerry Bold 9780」が搭載する「BlackBerry 6」から「BlackBerry 7.1」にバージョンアップ。描画性能の向上が図られていて、各種UIがスムーズに動作するほか、内蔵するWebブラウザでは「6」に比べ40%ほど高速化されていました。
なお、BlackBerry Bold 9900以降にドコモからBlackBerryシリーズの端末は発売されておらず、同製品がドコモ向けの最後のモデルとなっています。
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インターネットイニシアティブ(IIJ)は、2018年3月からフルMVNOのインフラを利用したサービスを開始した。4月14日に開催されたファンミーティング「IIJmio meeting 19」では、エンジニアの大内宗徳氏が、フルMVNOで可能になった新たな機能の技術的な側面を紹介した。
大内氏はフルMVNO構想の初期段階から参画し、SIMやインフラの企画、国内や海外の通信キャリアとの接触、設計、開発、検証と、フルMVNOのあらゆる分野に渡って技術面を担当。ここ1年以上はIIJmio meetingでも登壇せず、フルMVNOの開発に専念していたという。
フルMVNO実現の道のりは、ネットワーク本部 技術企画室 担当課長である佐々木太志氏から2014年5月にフルMVNOサービス検討の話を持ちかけられたところから始まった。ドコモと協議を始めたが、最初の1〜2年はビジネス的な合意を得ることが難しく、なかなか話が進まなかったという。しかし、2016年にはIIJのトップからフルMVNOへの取り組みが了承され、本格的な検討を開始。
ドコモとの協議も2016年2月頃から急に加速し、4月に同意を得ることができた。2016年8月ごろにIIJの取締役会から費用などを含めてゴーサインが出て、記者会見も開催。設備の設計検討などに着手し始め、IMSI(44003)やIIN(898103)といったネットワークの識別子を取得したり、HLR/HSSラボを構築したりした。それと並行してSIMの開発を進め、1年以上たった2018年3月にサービス開始となった。
IIJが既存のライトMVNOで提供している主要サービスは、個人向けのデータ通信と音声サービス、いわゆる格安SIMと呼ばれる分野だ。また、法人向けのデータ通信、IoT/M2M向けのデータ通信もある。しかし、この分野だけでは今後のビジネスの成長が見込めないため、それ以外の領域を強化する考え。
現在提供しているサービスも強化していく。例えば個人向けのIoT/M2Mデータ通信や、Japan Travel SIM(JTS)がカバーしている訪日旅行者向けのデータ通信サービスだ。個人向けの海外データ通信として、IIJでは「海外トラベルSIM」を提供しているが、「やりにくい部分がある」(大内氏)。法人向けのデータ通信も、国内向けのデータ通信に比べて提供パターンが限られてしまっている。モバイルサービスのさらなる成長に向けて、こういった部分をフルMVNOで拡大していく。
ライトMVNOでは、基地局周りとSIMをドコモから借り、IIJはP-GW(Packet Data Network Gateway)やGGSN(Gateway GPRS Support Node)、PCRF(Policy and Charging Rules Function)、OCS(Online Charging System)など、パケットのクーポンを制御するノードを持ち、それでデータ通信サービスのバリエーションを作って提供しているという状況だ。これがいわゆるL2接続といわれる状態だ。
フルMVNOになると、IIJが独自にSIMを作り、直接ユーザーに提供できる。それに加え、SIMカードを認証するためのノード、HLR/HSSを持つ。また、ドコモと接続するノード、HLR/HSSに加入者の情報を登録する「BSS」と呼ばれるものが追加される。
HLR/HSSは、加入者情報を管理するシステム。IMSI(International Mobile Subscriber Identity)やKi(鍵識別子)など、SIM認証に必要な情報を管理する。さらに、このユーザーがデータ通信やSMS、音声通信を利用できるかといった、加入者に提供するサービス情報、ユーザーがドコモのどこの交換機を経由して認証してきているかという情報も持っている。
具体的に、フルMVNOで何かできるようになったのか。大内氏は、以下の5つを挙げ、その仕組みを解説した。
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米Appleは4月20日(現地時間)、2016年10月発売の13インチMacBook Pro(Touch Bar非搭載)を対象とするバッテリーの無償交換プログラムを開始した。一部の製品で「コンポーネントの故障により内蔵バッテリーが膨張する場合があることが判明」したため。「これは安全性にかかわる問題ではありません」としている。
対象となるのは2016年10月から2017年10月までの間に製造された製品で、自分のMacBookが対象かどうかはサポートページにシリアル番号を入力することで確認できる。
MacBookのシリアル番号は、メニューバー→Appleメニュー→「このMacについて」で確認できる。交換手続き方法はサポートページの説明を参照されたい。バッテリー交換には3〜5日かかる場合がある。
なお、Touch Barが搭載されている13インチ MacBook Proや、13インチMacBook Proの旧モデルは、対象にならない。
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米Verizon傘下のOathが写真共有サービスのFlickrを同業の米SmugMugに売却した。Flickrが4月20日(現地時間)、公式ブログで発表した。買収総額などの取引の詳細は公表されていない。Flickrのトップページでも大々的に告知されている。
Flickrのサービスおよびブランドは、少なくとも当面は現状を維持する。ユーザーがネット上に保存している写真データにアクセスできなくなるようなことはない。
ユーザー向けQ&Aによると、SmugMugはFlickrを統合する計画はなく、「両社の開発業務を連係させ、2つのサービスに提供していく方法を模索していく」という。
Flickrにログインするためには2014年7月からyahoo.comのアカウントでyahoo.comにもログインしなければならなくなっているが、将来的には2つのログインを分離する計画。
Flickrは2004年に創業し、1年後に米Yahoo!に買収されたオンライン写真サービスの草分け的存在。2017年6月のVerizonによるYahoo!の主要事業買収でVerizon傘下になった。Verizonは買収したYahoo!の事業を傘下のAOLと統合し、新会社Oathを設立した。
SmugMugのドン・マカスキルCEOは米USA Todayに対し、Flickrでのレイオフや縮小などはしないと語った。
Oathは今月、Flickrの他に、映画情報サービスのMoviefone(AOLが1999年に買収)とファッション系ソーシャルサービスのPolyvore(Yahoo!が2015年に買収)も、それぞれ同業他社に売却した。
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ハードウェアは時期尚早?
近頃、iOSとmacOSのアプリの共用化が噂されていますよね。ソフトウェアが近づけばハードウェアも…と思いたくなりますが、Apple(アップル)のティム・クックCEOは「MacとiPadの融合にはデメリットがある」と語っています。
その理由は、The Sydney Morning HeraldnでクックCEOが語った内容によれば、MacとiPadは別々のプロダクトで、ふたつを合体させると、片方あるいはお互いの長所を消してしまうから。そしてその結果、トレードオフと妥協を生みだしてしまう、とのことです。
たしかにiPadのように気軽に持ち運べるけれどキーボードが頼りないMacBookでは仕事したくありませんし、逆にMacBookのようにアレコレできるけどゴテゴテして重いiPadを枕元に置きたいとは思わないでしょう。僕は思いません。
いっぽうBloombergの報道によれば、AppleはMacでiOSアプリが動作する「Marzipan(マジパン)」というプロジェクトを進めており、この機能は2018年にもリリースを予定しています。近年macOSのアプリはその数やクオリティで納得できることが少なかったので、この計画はmacOSプラットフォームにとってプラスになるでしょう。
Image: John Moore/Getty Images News/ゲッティ イメージズ
Source: The Sydney Morning Herald, 9to5Mac
(塚本直樹)
今週末、ドスパラ各店ではSeagateの8TB HDD「Barracuda ST8000DM004」を税込み1万9980円の特価で販売している。また、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店も同製品を税込み2万498円とするなど、アキバ全体で最安値を下げてきている。
これまでは特価ベースで2万円台前半の値がつけられることが多かった製品だけに、お買い得度がずっと上がった感がある。
TSUKUMO eX.は「最近は6TB以上の大容量HDDの値下がりが目立っていますね。SSDも長らく続いた値上がり傾向が落ち着いていますし、ストレージ全体で買いやすくなっているのは確かです」と語る。
同店はSeagateの6TB HDD「Barracuda ST6000DM003」を税込み1万2949円で売り出すなど、こちらも1万3000円を切る値付けにしており注目度は高そうだ。
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バンダイナムコアミューズメントは、同社が運営するVRエンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」において、4月27日から稼働するフィールドVRアクティビティ「ドラゴンクエストVR」の予約を開始。またアクティビティの概要を公開した。
本作は、スクウェア・エニックスが展開している「ドラゴンクエスト」シリーズをテーマとしたVRアクティビティ。施設内の20m×12mのアリーナを用いて、体験者はパーティを組み「戦士」2人、「魔法使い」、「僧侶」の4人でドラゴンクエストの世界に旅立つ。
「国王の間」から冒険が始まり、 「草原」「山ろく」「ゾーマ城」からなる3つのステージを、専用の剣、盾、杖を用いて、戦士の剣や魔法使いのメラ、僧侶のホイミといった呪文を駆使しながら、襲い来るモンスターたちに立ち向う。最後には大魔王ゾーマが待ち受ける。本作では、新米冒険者をナビゲートするオリジナルキャラクターのホミリーが登場する。
価格は3200円で、施設入場料(800円)が別途必要。対象年齢は7歳以上で、13歳未満の利用には保護者の同意が必要となっている。
稼働開始に合わせて、外壁、内観演出もドラゴンクエスト仕様に。施設外壁にはスライムの装飾を施し、施設内のセンターコアエリアはNAKEDによるドラゴンクエストの演出も開始する。スクリーンは広大なドラゴンクエストのフィールドをイメージした演出に、センターツリーは、世界樹をイメージしたプロジェクションマッピングを行う。また、カフェエリア「グランパーズ」では、ドラゴンクエストコラボフードを4月27日より販売を開始。施設内ではオリジナルグッズも販売する。
稼働に先立ち、4月25日には「『ドラゴンクエストVR』 オープニングイベント」を開催。ドラゴンクエストの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏やタレントなどを招いたトークイベントを開催する。イベントへの一般応募は終了しているが、当日の模様はYouTubeチャンネル「876TV」でライブ配信を行う。
(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
(C) SUGIYAMA KOBO
(C) BANDAI NAMCO Amusement Inc.
フェノックス・ベンチャーキャピタルジャパンは、スタートアップピッチコンテスト「Startup World Cup」の決勝大会を控え、日本代表であるセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズのキックオフ説明会を開催した。代表取締役社長の阪根信一氏が全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」について説明したほか、前回の日本代表でチャンピオンにもなったユニファ代表取締役社長の土岐泰之氏が、その後の変化などについて話した。
左から、FenoxVC CEOのアニス・ウッザマン氏、インフォテリア代表取締役社長CEOの平野洋一郎氏、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ 代表取締役社長の阪根信一氏、ユニファ代表取締役社長の土岐泰之氏、経済産業省新規事業調整官の石井芳明氏
FenoxVC CEOのアニス・ウッザマン氏
Startup World Cupは、米国シリコンバレーを拠点とする投資会社フェノックス・ベンチャーキャピタルが主催する世界規模のイベント。予選を勝ち抜いた各国の代表が優勝投資賞金約1億円をかけて競い合う。
2017年に第1回を開催し、15カ国が参加。2回目となる2018年は27カ国28地域で予選会が開かれ、5月11日に米国シリコンバレーで決勝大会を迎える。
グローバル規模で開催しているため、世界各国の大手企業がパートナーシップに名を連ねていることが特徴。FenoxVC CEOのアニス・ウッザマン氏は「約1億円の優勝投資賞金は、投資金額として大きな額ではないが、決勝大会は2500人以上が来場し、200以上のメディアが取材に訪れる。そういった場でプレゼンができるメリットは大きいと思う」とStartup World Cupのポイントを話した。
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ 代表取締役社長の阪根信一氏
日本の予選を勝ち抜いたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズのランドロイドは、2005年のスタートから約13年かけて開発した全自動衣類折りたたみ機だ。
どんな洗濯物なのかを見極める「画像解析」、衣類を学習する「AI」、布を折りたたむ「ロボティクス」技術から成り、Wi-Fi環境で稼働するIoT機器。2015年の開発発表時から多くの注目を集めてきた。
阪根氏は「日本代表として決勝大会に行く限りは全力を尽くしたい。イノベーションを起こすのに大切なのはテーマの選定。世の中にないモノ、人々の生活を豊かにするモノ、技術的ハードルが高いモノ、この3つを厳選することで、イノベーションを起こせる」とランドロイド開発の背景を話した。
全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」
説明会では、洗濯物を入れて折りたたむまでを実演した
インフォテリア代表取締役社長CEOの平野洋一郎氏
キックオフ説明会では、ウッザマン氏、阪根氏、第1回チャンピオンの土岐氏に加え、日本予選審査員を務めた、経済産業省新規事業調整官の石井芳明氏、日本予選審査員長でインフォテリア代表取締役社長CEOの平野洋一郎氏も参加。5人によるパネルディスカッションも実施された。
ウッザマン氏が「日本のスタートアップがどうすれば世界で戦えるのか」と問うと、平野氏は「新しいことをやって世の中を変える気持ちが必要。それは少しずつではだめで、どんどんやることが大事。そういう意味では、第1回目の(Startup World Cup)チャンピオンであるユニファの存在は大きい。これで後を追う人がどんどん出てくる」とコメントした。
経済産業省新規事業調整官の石井芳明氏
Startup World Cupは、各国政府のサポートを受けていることも特徴の1つ。ウッザマン氏が日本政府の考え方を尋ねると、石井氏は「日本におけるスタートアップのエコシステムはいい環境になってきている。これをグローバルにつなげるのは大事なこと。日本はテクノロジ、AI、ビッグデータ、IoT、ライフサイエンス、新素材などの分野に強みがある。これらのスタートアップを世界に展開し、価値を提供するのが、日本のエコシステムにおけるこれからの課題。優良企業を海外の展示会に派遣するなど、応援をしていきたい」と方針を示した。
ユニファ代表取締役社長の土岐泰之氏
第1回チャンピオンである土岐氏には、世界大会で必須となる英語力についてウッザマン氏が質問した。土岐氏は「あまり英語は得意ではない。決勝大会前は専門のスタッフをつけて英語を勉強した」という自身の英語力を話した後、「現地へ行った方が(英語力を身につけるには)早いと思う。本当に乗り込むしかない世界で、ためらっても仕方がない」と自身の経験を踏まえて答えた。
ウッザマン氏は「スタートアップの課題は大手企業が提携してくれないこと。阪根さんがこの課題をすでにクリアしているその秘密は」と セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが、パナソニック、大和ハウスとのジョイントベンチャーを立ち上げるなど、大企業とコラボレーションしている点についても触れた。
阪根氏は「ランドロイドは2005~2015年まで独自開発を続け、2015年の秋に大手企業2社とのコラボレーションを初めた。しかし2005年当時から家電メーカーとハウスメーカーと組みたいという思いがあった。なぜなら家電はスタートアップにしてみると非常に大きなプロジェクトで、完成までには大きな資金が必要だったから」と、大手企業との提携は必須だったと言う。
その上で「大手企業と組むには、中途半端な技術と成果物ではだめ。技術として仕上げ、さらに特許も出し切ったところで、初めてアポイントを取った。そのアポイントもできるだけ役職が上の人に取ることが必要。全自動衣類折りたたみ機と担当者の方に話しても、上の方に上手く伝わらず、勝負ができないと思った」とその手法を明かした。
最後にウッザマン氏は「日本代表は2年続けてかなりレベルの高いスタートアップが選ばれている。Startup World Cupはレベルが高すぎて応募できないと感じている企業もあるのでは」と懸念を話すと、土岐氏が「どんな状態であれ、挑戦したほうがいい。シリコンバレーに行って思ったのは、素晴らしいアイデアや技術を持っていても、売上はまだゼロと話すスタートアップもあったこと。でも自信満々でプレゼンしていた。数字が価値ではなく、目指しているビジョンとチームに価値がある場所。早く挑戦してもらいたい」とエールを送った。
4月10日〜4月16日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
iPhoneのライフサイクルは、これまで、毎年9月に新モデルが登場し、2年に1度のデザイン変更が行われてきた。しかしデザイン変更のサイクルは崩れ、iPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7と3世代に渡り同じデザインが踏襲された。そして登場したiPhone 8は、背面がアルミからガラスに変わったものの、基本的な姿形に大きな変化はなかった。
もう少し細かくiPhoneのリリースを見てみると、2016年モデルのiPhone 7では、2017年3月に(PRODUCT)RED Special Editionが追加された。ちょうどモデルの折り返し地点に立つテコ入れのタイミングでの新色投入という戦略だ。そして、iPhone 8シリーズに対しても、ライフサイクルを半年残した段階での登場となった。
さて、先週のiPhone 8の赤モデルの登場の裏で、iPhone Xにゴールドモデル「ブラッシュゴールド」が計画されていたことが、米国連邦通信委員会(FCC)への提出書類で明らかになった。米国で発売される通信機器はFCCに対して申請され、この書類の秘密保持期間は6カ月となっており、公開を迎えた文書に掲載された写真でその存在が報道された。
このデバイスはステンレスモデルがシルバーの配色となっていたフレーム部分もゴールドに仕上げられており、非常に高級感を楽しめるモデルになったのではないかと予想できる。しかし実際に11月に発売されたのはシルバーとスペースグレイの2色のみだった。
例えば、iPhone 8の赤モデルと同じタイミングでこのゴールドモデルを投入しても良かったのではないか、と考えられるが、今のところゴールドモデル投入の兆候はない。
KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone X発売前からゴールドモデルの存在を指摘していたが、生産に問題が生じているとのうわさもあった。今後発売されるかどうかは定かではないが、9月の新型モデルまでお預けとなるかもしれない。
艶やかな深紅--iPhone 8/Plus新色「(PRODUCT)RED 」、7版との違い(4/12) 「iPhone X」に未発表のゴールドが計画されていた--2017年にFCC申請(4/16)Appleは発表前の製品に関する情報の管理を厳しく行っていることで知られている。それでも、サプライヤーや世界中が取引している携帯電話会社からの流出、あるいはそれらの企業の動きや兆候から、Appleが何をしようとしているのかが予測され、一つ一つが大きなニュースになる。 しかしApple社内から情報が流出したことについては、とても厳しい態度で臨む姿勢のようだ。そして、その警告を行なっている社員向けのメモそのものが流出したことが報じられたのは皮肉な話だ。
BloombergによるとAppleは2017年だけで「29名の情報漏洩者を発見し、12人が逮捕された」とメモには記してあり、「新製品に関する漏洩情報は現行モデルの売れ行きに悪影響を与える恐れがある」と述べている。
これは、競合他社が対抗策や対応策を練る時間を得ることにつながり、新製品の発売時の売れ行きが抑えられる恐れがあるからだ。Appleは製品投入よりもかなり早い段階から基礎技術やデザインに関する開発を行っており、自分のタイミングで製品を投入する。
多くの場合、Appleが採ったデザイン戦略は、急速に競合他社によって消費されて行く。デザイン上邪魔な存在と言えなくもないiPhone Xの画面の切り欠き「ノッチ」についても、すでに複数のAndroidスマートフォンに採用された。
メモで具体的に指摘されているのは、iOS 11の最終版や、未発表の段階でのiPhone X、iPad Pro、AirPodsなどの情報だ。また9to5Macのブロガーに情報を渡したとして、特定のウェブサイトも名指しにしている。
また、こちらもまだ発表されていないが、大きな注目を集めたニュースとして、iOSアプリがMacで動作するようになるという計画だ。
一方、サプライチェーンからの情報漏洩についても、メモでは指摘している。ただ、こちらについては、Appleというよりはサプライヤーや競合他社への影響が大きいかもしれない。例えば2020年に自社製チップをMacに採用するというニュースは、IntelのCoreプロセッサ全体の5%程度のシェアしかないにもかかわらず、株価を大きく下げた。
一方で、米国におけるAppleニュースの性格についても、理解する必要がある。テクノロジニュースの中で、どんな些細な情報であっても、Appleに関連するニュースは季節に関係なく最も注目を集めるテーマの1つだ。こうした情報に対して注目が集まることは、それだけ情報源にニーズが集まっていることでもあり、リークに対して一定の需要と、リスクを冒すメリットがあることを示している。
思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「mova SO505iS」です。
2003年に発売されたSO505iSは、デイスプレイ部分が左右に180度回転する回転式スタイルを採用したケータイです。
ソニー・エリクソンでは、前モデルのSO505iで初めて回転式スタイルを採用。SO505iは33mm、145gと相当厚く重い本体となっていましたが、SO505iSでは厚さで8mm薄型化、重さで12g軽量化されより扱いやすいサイズ感になりました。
ジョグダイヤルの代わりにディスクジョグを初めて採用。クルクル操作と十字キーを組み合わせた入力装置で、本体を閉じたままでも様々な操作や文字入力が行えました。
ドコモとしては、2000年に発売されたSO502iWM以来の本格的な音楽再生機能が搭載されたほか、MOV形式の動画再生にも対応。ソニーのテレビ「WEGA(ベガ)」で録画したテレビ番組などを再生することができました。
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パナソニックは4月19日、ポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」に、19V型モデル「UN-19FB8/19F8」とHDDを備えた15V型モデル「UN-15TD8」を追加した。いずれも5月18日に発売する。
プライベート・ビエラは、モニタ部とチューナ部がセットになったポータブルテレビ。モニタとチューナはワイヤレス接続されているため、モニタ部だけを持ち運んでテレビなどの視聴ができる。
UN-19FB8/19F8は、19V型モニタと地上、BS、110度CSチューナの組み合わせ。UN-19FB8はYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスの視聴に対応しているほか、モニタ部にバッテリを備え、家中持ち運んでの視聴が可能だ。モニタ部にHDMI入力端子を搭載し、ゲーム機などとも接続できる。
「UN-19FB8」
モニタ部のバッテリだけで最長約3時間30分の使用を実現。持ち運び用の取っ手は、スタンドとしても利用でき、3段階の角度調整機能を備える。
UN-19F8は、バッテリを内蔵せず、電源をつないで視聴できるポータブルテレビだ。19FB8同様にHDMI端子を備えたほか、別売のUSB HDDをチューナ部に接続すれば、番組録画にも対応する。
モニタ部のサイズは高さ299mm×幅446mm×奥行き35.6mmで、重量は約2.3(F8は1.8)kg。チューナ部のサイズは高さ42mm×136mm×奥行き117mmになる。
UN-15TD8は、防水モニタと500GバイトHDDを内蔵したチューナによるセットモデル。モニタ部は薄めた食器用の中性洗剤でまるごと洗える、IPX6/IPX7相当の防水性能を備える。
バッテリを内蔵し、最長約3時間の使用が可能。モニタ部はタッチパネルに対応し、録画や再生、チャンネル切り換えをタッチ操作で可能だ。
スタンドは4段階に角度調整ができ、持ち上げて引っ掛けて設置することも可能。インターネット動画配信サービスの視聴にも対応する。モニタサイズは高さ253mm×幅382mm×奥行き35.7mmで、重量約1.5kg。チューナ部は高さ46mm×幅316mm×奥行き180mmになる。
「UN-15TD8」
宣伝会議は2018年4月20日、東京・渋谷の東京カルチャーカルチャーにおいて、第5回「Brain Online Video Award(以下、BOVA)」の贈賞式を開催した。これは、同社が発行する広告・クリエイティブの専門誌である月刊『ブレーン』が主催するオンライン動画のコンテスト。今回は一般公募部門と広告主部門の2部門で計24点の入賞作品を選出した。
一般公募部門においては、協賛企業12社から出された課題に対して、解決策となる動画をプロ・アマ不問で募集。広告主部門においては、企業のマーケティング課題のために作られ、すでにオンラインで公開済みの動画の中から秀作を選考した。
一般公募部門のグランプリは、第一興商の課題(もっと歌いたくなる動画)への応募作品『曲名しばり物語「別れても好きな人」』。広告主部門のグランプリは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント「Gravity Cat/重力的眩暈子猫編」だった。
準グランプリは、一般公募部門がリクルートマーケティングパートナーズの課題(結婚したいと思う人が増える動画)への応募作品「私のおじいちゃんとおばあちゃん」。広告主部門が「働き方改革」への問題提起を踏まえたサイボウズ「ワークスタイルアニメ『アリキリ』」だった。入賞作品の詳細はBOVAのWebサイト(外部リンク)で公開されている。
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とうとうこの日が…。
PHSといえば、学生時代のコミュニケーションツールとして使ったことがある方も多いかもしれません。じつは私もそのひとり。そんなPHSについて、とうとう2020年7月末をもってすべての料金プランなどの提供を終了するとソフトバンクが発表しました。
現在はソフトバンク傘下のワイモバイルブランドで提供されているPHSサービス。しかし2020年7月からは「テレメタリングプラン」を除くすべての料金プラン、各種サービス、オプションなどが終了します。なお、テレメタリング契約者回線では「PIAFS通信」「みなし音声」「パケット通信」のみが利用継続できる予定です。
1995年から始まったPHSサービスは、携帯電話にくらべて通話料が安く、また端末も小型でオシャレだったために多くの若者が所有していた記憶があります。一方、エイトビットからは据え置き型電話風のPHS「イエデンワ(画像はイエデンワ2)」がリリースされるなど、コアなユーザーの心も掴んで離さない魅力がありました。
しかし現在は国際的にもPHSサービスの提供は終了を迎え、携帯電話が当たり前なご時世に。日本でも20年以上愛用されてきたPSHサービスですが、2020年7月で幕を下ろすこととなるのです。
なお、詳細な終了日時については追って発表されるそうですよ。
(塚本直樹)
「お腹が出てきたので、ズボンのウエストがきつくなってきた」「ちょっと階段を昇っただけで、ゼーゼー息が切れる」といったオジサンも多いのでは。これはイカン、せめてお腹のポッコリだけでもということで、お酒の量をちょっぴり減らしたり、ひと駅前で降りて歩いたり、健康に気を遣う人がいる。
それはそれで大切なことだが、今、世界各国で今世紀最大の「伝染病」として危惧されていることがある。「孤独」だ。
「孤独が伝染する? 意味が分からない」「男の孤独はカッコイイでしょ、何言ってるの?」と思われたかもしれないが、例えば、英国では高齢者を中心に孤独に苦しめられている人が急増しているという。こうした深刻な事態を受けて、英国では「孤独担当相」が新たに誕生したほど。
このニュースは世界中を駆け巡ったにもかかわらず、「自分には関係ないよ」と受け止めてはいけない。「最も事態が深刻なのは日本人だ」と指摘する人がいる。『世界一孤独な日本のオジサン』(角川新書)の著者、岡本純子さんだ。
夜の繁華街に足を踏み入れると、会話を楽しんでいるオジサンがたくさんいる。「売り上げが伸びたよ。今度のボーナスが楽しみだな」とガハハと笑っていたり、「あの上司はダメだな。給料が下がったよ」とくだを巻いたり。仕事の話題で盛り上がっているオジサンは多いのに、なぜ“ひとりぼっち”になりやすいのか。岡本さんに、孤独の現状や背景などを聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。
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コンピューターが私たちの生活に浸透し、至る所でコンピューターの恩恵を受けている現在、コンピューターを動かすコードを書く「コーディング」の能力は大きな強みになります。しかし、「『コーディング』という言葉を耳にしたことはあるけれど、実際に勉強するのは大変そう」と感じて敬遠している人も少なくないはず。「Grasshopper」は、スマートフォンで手軽にコーディングが学べるアプリとなっているとのことで、実際に使ってどんな風にコーディングが学べるのか試してみました。