2018年3月17日土曜日

YouTuber、動物園から毒ヘビを盗んで撮影して逮捕される


また登場。許せないYouTuber。

VenomMan20という名前でYouTubeで動画をアップしていたBrandon Joseph Boylesというこの男。毒ヘビなどを不法に飼い、虐待をおこなっていたということで逮捕されています。去年の9月まで働いていたメリーランド州にある動物園を辞める際、クロコダイル1匹、アリゲーター3匹、毒ヘビ5匹を盗み持ち帰ったとのこと。家宅捜索では飼育を放棄された動物と体長2メートルにもおよぶフードコブラ、ブームスラング2匹、ダイヤガラガラヘビ6匹を含む10匹以上の猛毒ヘビが発見されました。いずれの蛇も噛まれたら死に至る可能性のある種だったそうです。

UPIが伝えるところによるとBoyles容疑者が「VenomMan20」(毒男20って訳ですね)というアカウントでYouTubeにアップしていた猛毒の蛇や爬虫類などの動画を捜査当局が発見。動画は12月以降はアップされていませんが、2万1000人ものチャンネル登録者がいます。

現在は見られなくなってしまっていますが、Boyles容疑者がアップしていた動画では「今日の動画では一発噛まれただけで人を殺してしまう蛇を紹介します。目にこの蛇のツバが入るだけで失明してしまうほどです」と言いながら紹介していたとのこと。これらの蛇を飼育・保持するには飼育許可を得なければなりません

捜査当局によると、Boyles容疑者は動物をしっかり閉められないプラスティック容器に入れていて、猛毒を持つ蛇が逃げられた可能性も。プラスティック容器には、蛇たちのための飲み水も入っておらず、死んだコブラが2匹発見されました

Boyles容疑者には、13件の不法毒ヘビ保持、9件の動物虐待、1件の無謀危険行為の罪状が言い渡されています。出廷は5月8日とのことです。動物をぞんざいに扱う奴は許せませんが、それもYouTubeで動画をアップするためになんて。家に持ち帰られた動物たちが、ちゃんと元の場所に戻って生活ができていることを望みますね。



Image: YouTube
Source: UPI

Sidney Fussell - Gizmodo US[原文
(岩田リョウコ)



ギズモード・ジャパンで全文を見る

[ブックレビュー]仕事の仕方をガラっと変える驚異の働き方--「すべての仕事を3分で終わらせる」

「すべての仕事を3分で終わらせる」

 タイトルを見て、「3分で終わるような仕事ばかりだったら苦労しない」と一瞬思うが、「3分でその後の仕事の進め方が決まる」と聞けば、十分納得できる。本書では、残業を良しとしない海外において、多数の大きなプロジェクトを手がけるうちに、著者が編み出してきた仕事のやり方と考え方を簡潔に伝えてくれる。

 実際のところ、1分もかからずに終わる細かい仕事も、日常業務の中にはたくさんあって、それぞれの時間を計ったことがないから気づいていないだけなのだ。そうした細かい仕事の積み重ねで、数時間、数日、数カ月、あるいは数年までかかる仕事はできている。どの仕事も、仕事であるからには「やる」しかなく、結局のところ、大量の仕事をこなしていくにはまずは「優先順位を付けない」でやっていくというのは、理解できる話だ。もちろん、それだけで仕事は回っていかないのだが、まずはこれだけでも、仕事への取り組み方がガラッと変わる人は多そうだ。

 本文では、さらっと書かれているに過ぎないが、ここまでの経験を積み重ねてきた著者の苦労は大変なものだったろう。そこで試行錯誤して得たベストの方法を、さらっと本で読めてしまうのは申し訳ない気持ちになるほどだ。



CNET Japanで全文を見る

【本日のセール情報】Amazonで期間限定セールが開催中! 新生活に使える家具・寝具・キッチン用品などがお買い得に


こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。

Amazon(アマゾン)で、期間限定のセールが多数開催しています。今回はその中から、家具や寝具・キッチン用品など新生活に使えるグッズをご紹介します。

なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更や売り切れの可能性もありますので、それぞれ販売ページでご確認ください(サイズやカラー選択も可能ですが、一部セール対象外のサイズ・カラーもありますので、販売ページでよくご確認ください)。

アイリスオーヤマ新生活応援キャンペーン:3点購入で10%OFF

アイリスオーヤマ・アイリスプラザの収納・家具・寝具・キッチンツールなどを3点まとめて購入すると表示価格よりさらに10%オフが適応されます。

こちらのキャンペーンは2018年4月8日まで。

>>「3点以上購入で10%OFF:アイリスオーヤマ・アイリスプラザの収納・家具・寝具・キッチンツールなどがお得」のアイテム一覧へ

また、Amazonでは毎日、時間限定・個数限定でタムセールを開催中! 詳しくは以下のリンクよりご確認ください。

>>Amazon(アマゾン) 「タイムセール」商品一覧ページへ


Image: Amazon.co.jp
Source: Amazon(アマゾン)タイムセール

(メディアジーン メディアコマース)



ギズモード・ジャパンで全文を見る

スクランブラーをイメージした電動アシスト自転車「Scrambler V2.0」

Scrambler V2.0は、1960年代に流行したスクランブラーバイクにインスパイアされた電動アシスト自転車。マルゾッキのダウンヒルフォークを採用し、オフロード風に仕上げた。



japan.internet.comで全文を見る

DMM、フルカラー化したPC向け「プリンセスメーカー2リファイン」を配信


 DMM.comは、米子ガイナックスが開発、韓国のCFKがパブリッシングするPC向け育成シミュレーションゲーム「プリンセスメーカー2リファイン」のWindows版を、3月16日から配信を開始した。価格は1980円(税込)。

 「プリンセスメーカー2」は、星から授かった娘の父親を体験する、シミュレーションタイプの子育てゲームとして1993年に発売。10歳から18歳までの8年間娘を育て、その育て方によってさまざまな将来が待ち受ける。

 本作はオリジナル版をベースに、当時16色だったグラフィックを全てフルカラー高解像度で再ペイント。また、娘のみならず、執事キューブを始めとする全てのキャラクターの音声を収録している。



CNET Japanで全文を見る

PR: 新卒やフリーターの方の正社員への就職を応援-政府広報

[中古スマホ価格情報] 中古スマホ販売ランキング(3月5日~3月11日)


 中古スマートフォンを取り扱うゲオモバイルによる販売価格情報です。3月5日~3月11日にランキング上位となった機種をご紹介しています。


|ドコモ|auソフトバンクSIMフリー

SIMフリー

順位 変動 前回順位 機種名 価格(税込)
1 2 P10 lite 19,673円
2 BLADE V7 LITE 7,431円
3 4 arrows M03(J:COM版) 14,705円
4 5 AQUOS mini SH-M03 19,673円
5 9 Nexus 5(16GB) 7,928円
5 9 Nexus 5(32GB) 8,921円
5 ARROWS M01 7,928円
5 9 iPhone 7 Plus(256GB) 71,340円
9 priori2 3G 5,941円
9 9 iPhone SE(64GB) 36,564円

※掲載内容の無断転載、再配布を禁じます
※価格は状態によって変動する場合があります



ケータイ Watchで全文を見る

[中古スマホ価格情報] 中古スマホ買取ランキング(3月5日~3月11日)


 中古スマートフォンを取り扱うゲオモバイルによる買取価格情報です。3月5日~3月11日にランキング上位となった機種をご紹介しています。


|ドコモ|auソフトバンクSIMフリー

SIMフリー

順位 変動 前回順位 機種名 価格(税込)
1 1 FR7101AK 15,000円
2 5 P10 lite 11,000円
3 2 ZenFone Go(ZB551KL) 7,000円
4 MADOSMA Q501A 3,000円
5 5 SAMURAI REI 7,000円
5 arrows M03(J:COM版) 8,000円
5 AQUOS mini SH-M03 9,000円
5 ZenFone 5 16GB 5,000円
5 Mate S 10,000円
5 AuBee smartphone elm. 2,000円

※掲載内容の無断転載、再配布を禁じます
※価格は状態によって変動する場合があります



ケータイ Watchで全文を見る

仮想通貨マイニング時の熱で部屋を暖める「Crypto Heater QC-1」-キャッチフレーズは「Plug-and-Mine(プラグアンドマイン)」

Crypto Heater QC-1は仮想通貨をマイニングする熱で部屋を暖める家庭用ヒーター。電源ケーブルとLANケーブルを接続するだけで使用可能になる「Plug-and-Mine」システム。



japan.internet.comで全文を見る

円周率「パイ」を称える自転車「PiCycle(パイサイクル)」―試乗はアインシュタインのコスプレで

3月14日は円周率π(パイ)を称える「Pi Day(パイデー)」。これを祝って、π型の自転車「PiCycle」が作られました。



japan.internet.comで全文を見る

PR: 新生活応援!Officeが今ならお得キャンペーン

[ITmedia PC USER] Amazon EchoやGoogle Homeの置き場所にぴったり? コンセントに装着できるスタンドを試してみた

 スマートスピーカーを室内に設置したいのだが、コンセントの周辺には手頃な置き場所が見つからないことがある。かといって床に直接、スマートスピーカーを置くのは避けたいところだ。

 こうした場合に便利な、設置をサポートするためのグッズが、海外では幾つか市販されている。今回はその1つ、壁面コンセントに取り付けられるスタンドを紹介しよう。

Power Perch 1 使用例。Amazon EchoやGoogle Homeの設置に最適だ

工事不要でコンセントに取り付け可能

 これは米Amazon.comで「Power Perch」という名前で売られている製品だ。コンセントのカバーを外し、壁面との間に挟むようにして取り付けることで、約10×15cmのミニテーブルをコンセントの直上に追加できる。

 本体はプラスチックによる一体成型で、強度面での不安はない。海外製品だが、コンセントのプラグ形状に依存するわけではないので、日本の家庭で使われている一般的なコンセントと組み合わせて使うのにも支障はない。

Power Perch 2 製品外観。上下逆に取り付けることも可能
Power Perch 3 下から見たところ。プラスチックによる一体成型
Power Perch 4 背面から見たところ。上部にケーブルを通すための穴が空いていることが分かる
Power Perch 5 横から見たところ。奥行きは約10cm

 具体的な取り付け方法は、まずコンセントのフェースプレートを外した後、そのベース部分もネジで取り外す。コンセント本体が露出したところで本製品をあてがい、先ほど取り外したベース部分を押し当てて、壁面との間に挟み込むようにしてネジ止めする。後はフェースプレートを再度取り付ければ固定完了だ。

 天板の奥にはケーブルを通すための穴が空いているので、ACアダプターから出ている電源ケーブルをそこに通し、スマートスピーカーにつなげば完了。耐荷重は、Amazon.comの製品ページでは3ポンド(約1.35kg)まで検証したと書かれているので、大抵のスマートスピーカーは設置できるだろう。今回は「Google Home」と「Amazon Echo」で試してみたが、どちらも問題なく設置できた。

Power Perch 6 まずはコンセントを覆っているフェースプレートを外した後、ネジ止めされているベース部を外す
Power Perch 7 いったんベース部を取り外す。コンセントそのものを取り外すわけではないので注意
Power Perch 8 本製品を挟んで再びベース部をネジ止めする。挟むだけなのでネジやクギ、接着剤などは一切不要だ
Power Perch 9 最後にフェースプレートを元通り取り付ければ固定完了だ
Power Perch 10 続いてスマートスピーカーを設置する。ACアダプターから出ている電源ケーブルを穴から引っ張り出す
Power Perch 11 スマートスピーカーを設置し、電源ケーブルをつなげば完了だ

 もともとこの製品、スマートフォンや電動歯ブラシ、シェーバーを置いて充電するための製品らしく、パッケージにはそれを前提とした写真も掲載されているが、サイズ的にスマートスピーカーにぴったりであるためか、Amazon.comの製品ページでもスマートスピーカーを乗せた状態の写真が掲載されるようになり、今ではすっかりスマートスピーカーのアクセサリーの1つのように扱われている。

 Amazon Echo、Echo Plus、Google Homeのようなフルサイズのスマートスピーカーは、Echo DotやGoogle Home Miniのような小型版と異なり、テーブルや棚に設置すると場所を取る上、周囲のモノに埋もれるような置き方だと、聞き取り性能が低下しかねない。

 本製品であれば、周囲の空間が開けたところに設置できるため聞き取り性能も向上する他、付近に置き場所がないコンセントに設置するにも向く。

 価格は1000円ちょっとと、なかなかお手頃。日本に直接配送してくれるAmazon Globalに対応しているので、気になる人はチェックしてみていただきたい。

Power Perch 12 製品パッケージ。メーカーはBeraTekとされている。パッケージにはスマートスピーカーの写真はない
Power Perch 13 電源を取ることにこだわらなければ、このように照明スイッチの上に財布の置き場所を作ってやれば、外出時の忘れ物を減らすのに貢献しそうだ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

AD: 新生活応援!Officeが今ならお得キャンペーン

[ITmedia Mobile] “テザリング有料化”を巡る3キャリアの見解 納得できる?

 スマートフォンのテザリングはなぜ有料なのか? そんな不満を目にする機会が増えている。きっかけは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアが大容量プランを中心にテザリングを有料扱いにしたこと。

 有料化を決めた当初、3社とも期間限定で無料キャンペーンを実施してきたが、キャンペーン終了間際になって「やっぱり有料なのか」「同じモバイル通信なのに、手段が違うだけで有料にするのはいかがなものか」「データ通信をどう使おうとユーザーの自由ではないのか」と物議を醸してきた。KDDIが予定通り2018年3月31日に無料期間を終了すると告知したことから、再びテザリング有料化の議論がヒートアップしてきた。

テザリング KDDIはテザリングの無料キャンペーンを3月31日で終了する。写真は、キャンペーン終了を案内するメール

 まずはテザリング有料化を巡る、3社のこれまでの流れを整理したい。

NTTドコモ

 30GB〜100GBの「ウルトラパック」向けテザリングは、当初は2018年3月末まで無料とし、2018年4月から月額1000円(税別)が発生する予定だった。しかし2016年9月のウルトラパック提供開始から、ドコモのネットワーク設備に大きな影響が発生していないことから、無料期間を延長。延長期限は特に定めていない。

 その他のプランではテザリングの料金は発生しない。

テザリング ドコモが2017年7月に告知した、テザリング無料キャンペーン延長の案内

KDDI

 20GB〜30GBの「スーパーデジラ」のテザリングオプション料金は月額1000円で、2018年3月31日までは無料としていたが、2018年4月以降は月額500円に改定する。

 auピタットプラン・auフラットプランのテザリングオプションは月額500円で、2018年3月31日までは無料としていたが、予定通り2018年4月以降は月額500円の有料オプションになる。

 その他プランのテザリング料金は以下の通り。

  • スーパーカケホやカケホと組み合わせられるデータ定額は無料
  • 旧LTEプランと組み合わせられる「LTEフラット」などは月額500円
テザリング KDDIのテザリング料金

ソフトバンク

 20GB〜30GBの「ギガモンスター」と50GB〜100GBの「家族データシェア」のテザリングオプション料金は月額1000円で、2017年4月30日までは無料としていたが、無料期間を2017年7月31日までに延長し、料金は月額500円に値下げした。その後、KDDIに合わせて無料期間を2018年3月31日まで再延長した。

 しかし、「テザリングを継続するか解除するかを決めるための猶予期間を設ける」(同社)べく、無料期間を2018年5月31日までに再々延長した。6月1日以降は、今度こそテザリングは有料になるようだ。

 その他プランのテザリング料金は以下の通り。

  • データ定額50GBは無料期間なしで月額500円
  • データ定額ミニ 1GB/2GB、データ定額 5GB、データ定額S(4Gケータイ)は無料
  • その他のプランは月額500円だが、加入から2年は無料
テザリング ソフトバンクのテザリング料金

なぜテザリングが有料なのか? 各社の見解

 そもそも、なぜ契約しているプランによって、テザリングが有料になる場合があるのか。各社の広報部に見解を聞いた。

ドコモ:ネットワークへの負荷を懸念

 ドコモは「大容量プラン(ウルトラパック)を始めた頃から、テザリングによって、ドコモが想定している以上の通信トラフィックが発生した場合、ネットワーク機器に負担が掛かり、お客さまへの影響が大きくなることを懸念していた」と回答。「お客さまへの影響」とは、一部のユーザーが過度に通信をすることで、他ユーザーの通信品質が低下したり、ネットワークのコスト負担の公平性を担保できなかったりするという問題だ。また、トラフィック増によって回線増強を余儀なくされると、キャリア側のコスト増につながる。

 ただ、現時点ではネットワーク設備に大きな影響を与えていないことから、無料化を継続している。auやソフトバンクに比べれば良心的な対応だが、「キャンペーン」という枠組みをやめたわけではなく、ドコモのさじ加減で、再びテザリングが有料になる可能性も残されている。

KDDI:有料にすることで基本プランが安価に

 KDDIは、「従来のカケホとデジラのデータプランでは、基本料金にテザリングも含めていたが、大容量プランや新料金プラン(ピタットプランとフラットプラン)では、必要なお客さまのみに提供するオプションサービスに変更した。それにより、従来プランより安い料金で提供できている」と説明する。ピタットプランとフラットプランは、確かにギガ単価を見ると、従来のカケホとデジラ向けプランに比べると安い。しかしテザリングを無料にすると、この値段は実現できなかった、というわけだ。

 その理由を聞くと、「テザリングはスマートフォン単体での通信とトラフィックのパターンが異なり、ネットワーク設備への負荷が高い」とのことだった。ドコモと同様、行き着くところは「他のユーザーへの影響」だが、ふに落ちない部分もある。

 KDDIでは、ネットワーク混雑回避のために、直近3日間に6GB以上通信すると、場合によって通信速度を終日制限する措置を取っている。つまりテザリングであっても、この制限が適用されれば3日間で6GB以上の通信はできなくなるから、ネットワークへの負荷は抑えられるはず。KDDIは「3日だけでなく、月間の長いスパンで見ても負荷は高い」と言うが、プランの通信容量を月内にどう使おうと、ネットワーク設備には問題ないよう設計されているのではないだろうか。スマホ単体で月内の容量めいっぱいに通信する人も当然いるはずだ。

ソフトバンク:テザリングの品質を担保するため

 ソフトバンクがテザリングを有料としている理由は、ドコモやKDDIとは異なる。同社は「Wi-Fi対応のPCやゲーム機などをアクセスポイントから利用するための料金で、テザリングを1つのオプションサービスとして提供している。テザリングで通信できることを試験して、オプションサービスとして成り立つことを保証している」とコメント。

 前半の理由は禅問答のように感じたが、後半の、品質を担保したオプションサービスだからという理由は理解できる。実際、MVNOのサービスでは、端末によってテザリングを利用できなかったり、OSバージョンアップによって突如テザリングが使用不可になったりすることもある(あった)。ただ、1GB〜5GBのデータ定額と、同じくソフトバンクが提供する「Y!mobile」のテザリングは無料であることを考えると、この理由で納得できる人がどれだけいるか。

 KDDIと足並みをそろえず、2018年5月31日まで猶予期間を設けたことに、ソフトバンクから“迷い”を感じる。事前告知を重視するなら、2018年2月〜3月中旬までに告知をすればよかったはず。ちなみにKDDIは、3月中旬にテザリング有料の告知メールを送っている(筆者にも届いた)。


 1社が思い切って「うちは全プラン、テザリング無料にします!」と発表すれば、他の2社も追随せざるを得ない(はず)。3キャリアのテザリング有料化を巡る動きは、もう一波乱起こりそうな気がしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

[ITmedia PC USER] VRChatの住人に聞く「現実は不便」のリアル(後編) 「リア活」を引退宣言したDJ SHARPNELの挑戦


 前編中編とお届けしてきたソーシャルVRサービス「VRChat」の住人のインタビュー。最後は、VR内にクラブスペースをつくってしまったDJ SHARPNEL(シャープネル)・JEA(@sharpnelsound)氏のインタビューをお届けしよう。

DK2時代からVRライブアプリを制作

 DJ SHARPNELといえば、ハードコアテクノ/J-COREの旗手として1998年からシーンを引っ張っているユニット。アニメの声ネタを暴力的ともいえるほど高速なサウンドに乗せるという、電波ソングの先駆けのようなスタイルが非常にユニークだ。同人シーンを中心に活動しつつも、「beatmania IIDX」や「SOUND VOLTEX」、「REFLEC BEAT」などの音楽ゲームにも楽曲を提供し、海外から招聘されてのライブアクト出演も多い。

 そんなDJ SHARPNELは、実はVRとの関わり合いも深い。2014年には、音系・メディアミックスの同人即売会「M3」にてOculus RiftのDK2(第2世代開発キット)を使ったクラブ体験ができるアプリを展示するという先進的な試みをやっていた。その後も、Gear VRと振動ユニット「SUBPAC」を使って360度映像で収録したライブを体験してもらうなどの実験が続く。

 2016年には活動の場をバーチャル化すると宣言し、実際、2017年4月の「UPSHIFT」を最後に現実世界のライブから撤退した。

 その上でのVRChatだ。JEA氏によれば、2017年末にねこますさんのブログ記事を読んで触発されてVRChatにログインしたところどハマりして、「ワールドを自作できるならハードコアフェスもできるのでは?」と思いついて、「AKIBA NIGHT CLUB」のワールド作成に着手した。モチーフにしたのは、東京秋葉原にあるアニソンクラブイベントなどに強い「MOGRA」だ(そういやPANORAでもかつてMOGRAで開かれたイベントを360度動画で撮影しました)。

国境を超えて日本のクラブシーンを見てもらえる

 それにしてもなぜ、VRでライブアクトなのか? JEA氏によれば、自分の音楽を多くの人に届けたいという願いが根底にあるという。

「今まで20年ほどクラブシーンやライブでDJをやらせてもらってきましたが、その場にいる人にしか濃く届けられないというジレンマがあった。今でこそ音楽ゲームで知名度は上がりましたが、僕らのジャンルはマイナーで、より広く求めている人に届けることをずっと考えてきたんです」(JEA氏)

 そして活動20年という節目や、音楽を取り巻く状況の変化が、バーチャル化に舵を切る後押しをした。

「今年40歳なんですが、さすがに現場の人たちが20代中心という中で、リアルもバーチャルもやってとなるとどっちつかずになってしまう。同人シーンも大きく変化しています。20年前は音楽同人はほとんどなくて、自分が初めて参加したM3も2回目でした。葉鍵アレンジ、アイマス、東方などさまざまな時代を経て、二次創作に支えられてきたのが同人音楽だったんです。しかし、2020年のオリンピックで東京ビッグサイトがいつもの時期に使えなかったり、だんだんみんながCDを買わなくなったりと状況が変わってきています。リアルももちろん大事ですが、自分の限られたリソースをどう使うかを考えて、もうひとつの可能性であるバーチャルのほうに舵を切りました」(JEA氏)

 そんなリアル活動(リア活)引退という中で出会ったのがVRChatで、バーチャル空間でいくつか開催されていたDJイベントに参加したところ、もっとアーティスト側の意向を強く出せる要素が欲しいと感じた。

「いろいろなライブのワールドを見たところ、お客さん自身が曲を切り替えられるなど、参加者主体の会場だったんです。でもライブはアーティストの作品であって、お客さんに見てもらうという仕掛けが必要。だからAKIBA NIGHT CLUBでは、自分が何度も出演しているMOGRAをモチーフにして、『クラブってこういう感じなんだ』と入ったときにわかるようにしたかった。他の方がやられているクラブを否定する気はないですが、僕は僕なりに経験してきたことがあるので、それを試していきたい」(JEA氏)

 もともと仕事もコンピューター関連で、VR制作と親和性の高いUnityも軽く触っていたので、ワールドをつくるのにも抵抗がなかった。特にこだわったのは照明だ。

「家とクラブを比べると、音響はそんなに変わらないけど、ライティングで差がつく。いろいろなクラブのワールドを見て照明が動かないのに違和感を覚えたので、そこにこだわった」(JEA氏)

 そしてVRChatでライブアクトを実施し、バーチャルのさまざまな可能性に手応えを感じている。

「まずモーションコントローラーでアバターの手が動かせるのがいいんです。目の前にDJコントローラーを置いてミックスするだけでなく、曲の一番盛り上がるところで手をあげたり、声が出せる。VRChatなら無料で使えるし、VRゴーグルを持っていない人もPCの画面から参加できます。今で海外在住の音楽ファンは、日本のクラブシーンが見たくてもなかなか来られなかったけど、VRならインターネット経由でどこからでも来てもらえる」(JEA氏)

 一方で、限界も見えてきた。

「VRChatは制限があるので、やりたい『VRでクラブ体験』にはまだ届かない。日本からいったん撤退してしまったVRのライブ体験『TheWaveVR』なども含めて、よりクラブイベントに特化できるサービスもあるので、もっと研究していきたい。そうして僕が体験し、ノウハウを蓄積して、ショーケースみたいな形で出していきたい」(JEA氏)

 JEA氏は、「好きなことの原点は、パソコンで何かをつくること。小学校の頃からプログラミングをやっていて、そのアウトプットがソフトや音楽、空間などその時々で変わってきただけ」と語っていた。

 ひとつの分野で才能を開花させている人が、その新たなフィールドとしてVRを選んで、新たなリアルをバーチャル空間に切り開いていく──。「VR元年」から3年目となる2018年は、VRを「可能性」で語るのではなく、人々の生活を実際に変えていく年になると実感した取材だった。ぜひこのタイミングでVRゴーグルとPCを手元に置き、時代の変革を実感してほしい。

(TEXT by Minoru Hirota)

Copyright © 2018 PANORA. All rights reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

[ITmedia News] Googleマップに障害発生 地名など検索機能が使えず【追記あり】

 3月16日午後10時ごろから、Googleが運営するオンライン地図サービス「Googleマップ」で、地名などを検索できない障害が発生している。

photo Web版Googleマップ

 Web版、アプリ版(iOS、Android)共に、検索ボックスに地名などを入力しても「検索結果はありません」と表示される状態だ。ユーザーの検索履歴に表示される地名を選択した場合でも「接続できません」と表示される。地図を直接スクロールしたときの表示は正常に行えるようだ。

 SNSには「Googleマップが使えない」といった声が相次いでいる。

photo Android版Googleマップ
photo 非公式のGoogle障害情報ページ「ダウンディテクター」より

【追記:17日午前1時、検索機能の復旧を確認した】

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

速報:Apple、3月27日に教育者向けのイベントを開催

Image:AppleviaMacRumorsWWDCではありませんよ?Apple(アップル)は本日メディア向けに、3月27日午前10時(現地時間)から開催されるイベント「CreativeNewIdeasforTeachersandStudents」の招待状の配布を開始しました!開催地はシカゴのLaneTechCollegePrepHighSchoolとなります。イベントの内容は明かされていないも

ギズモード・ジャパンで全文を見る

[ITmedia Mobile] 耐衝撃ケース「ZERO HALLIBURTON」シリーズのiPhone X向けが登場

 スマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」を運営するCCCフロンティアは、3月下旬に「ZERO HALLIBURTON」シリーズのiPhone X向けケース「ZERO HALLIBURTON Shockproof case for iPhone X」を発売する。価格は4800円(税別)。

 本製品はスーツケース「Classic Polycarbonate 2.0 Series」を思わせる光沢のあるポリカーボネートケースと、TPU素材のインナーケースを合わせた二層構造で端末を保護。米軍軍事規格の衝撃試験「MIL-STD-810G Method 516.6」を取得し、耐久性に優れたケースに仕上がっている。カラーは「SILVER」「RED」「BLUE」「WHITE」「MATTE BLACK(ラバーコーティング)」の5色。

 新商品発売を記念し、UNiCASEオンラインストアでの買い物が全品送料無料となるクーポンコード(zpr180319)も発行する。利用期限は3月19日の23時59分まで。

PhotoPhoto スーツケースを思わせる光沢のあるハイブリッドケース

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

ペン入力アプリ開発コンテスト「Inkathon」、受賞作品決定


 ペン入力を活用したアプリの開発コンテスト「Inkathon」(インカソン)のファイナルイベントが都内で開催され、受賞作品が決まった。

 同コンテストは、NTTドコモが販売する富士通コネクテッドテクノロジーズ製のAndroidタブレット「arrows Tab F-02K」にワコムがアクティブES(AES)方式ペン入力技術を供給したことをきっかけに、ワコムが中心となり、NTTドコモ、富士通コネクテッドテクノロジーズの両社が協力して実施された。

 3月16日に開催されたファイナルイベントでは、ファイナリストとして残った10チームが5分ずつ最終プレゼンテーションを行った。

 その中でGrand Prize(賞金50万円)には、スタイラスペンを彫刻刀のように使い、レーザーカッターでレリーフ彫刻を簡単に作成できる「MONO/TONE」(モノトーン)を開発したProject MONO/TONEが選ばれた。

スタイラスペンを彫刻刀のように使い、レーザーカッターでレリーフ彫刻を簡単に作成できる「MONO/TONE」(モノトーン)

 このほか、2nd Prize(賞金30万円)には手書きの手帳アプリ「手書きジョルテ」を開発したジョルテが、3rd Prize(賞金10万円)には地図上にペンで情報を書き込める災害情報共有システム「HiMAPEN」を開発したサークル:SnowWhiteが、審査員特別賞(賞金10万円)には、手書き文字を平均化することで、きれいな文字を出力できる「mojirage」を開発したヘイキンジャーと、地図入りの案内状を作成できる「案内状案内」を開発したTeamジョルダン乗換案内が選ばれている。

地図上にペンで情報を書き込める災害情報共有システム「HiMAPEN」
手書き文字を平均化することで、きれいな文字を出力できる「mojirage」


ケータイ Watchで全文を見る

薬剤師の事務負担を削減する「Musubi」が優勝--B Dash Campピッチアリーナ

 B Dash Venturesは、招待制のテックサミット「B Dash Camp 2018 Spring in Fukuoka」を3月15〜16日まで開催している。

 B Dash Campは、第一線で活躍するIT企業の経営者などによる講演やセッション、さまざまなスタートアップが集結するピッチイベントなどを実施。この記事では、ピッチイベント「Pitch Arena」のファイナルラウンドの模様をお伝えする。

Pitch Arenaでは、カケハシが優勝とCaster Biz賞を受賞。JustInCaseがSpecial Awardを受賞

 ファイナルラウンドでは6社が登壇。人材採用の効率化を支援する「HERP」のHERP、研究室単位での購買業務を効率化する「ラボナビ」のインナーリソース、需要予測ができる在庫管理サービス「ロジクラ」のNewRevo、患者に寄り添う薬局を支援する電子薬歴システム「Musubi」のカケハシ、ゲームのブロックチェーンプラットフォーム「yumerium」のSubdream Studios、スマートフォンだけで簡単に加入できる「スマホ保険」のJustInCaseの6社。

 Pitch Arenaで優勝したのはカケハシ。あわせてCaster Biz賞も受賞した。また、Special AwardはJustInCaseが獲得した。カケハシは、薬剤師向けの薬歴管理サービスを提供する企業で、患者の疾患・年齢・性別・アレルギー・生活習慣・検査値のほか、季節や過去処方、過去薬歴を参照し、それぞれの患者に適した指導内容を提示する。

 医者から処方された薬を受け取るだけというイメージのある薬局だが、薬に対するアドバイスや生活習慣まで、より患者に寄り添った指導ができるよう国が方針を変更している。また、Musubiを導入したタブレットで生活改善を案内できるほか、患者への服薬指導中に薬歴を自動で記入可能。薬歴の記入業務にあたっては旧来の管理システムの場合だと1日でおおよそ2時間(患者40人分)ほどかかっていたが、Musubiの導入で15分まで短縮できるという。

 ローンチから4カ月で7000店舗からのリードを獲得しており、日本全国にある6万店舗の薬局のうちの11%に相当するという。また、契約率は60%と高く、今後も高い需要が見込めるとしている。また、薬局に行かずに薬を処方する遠隔服薬指導においても、患者の薬歴情報が必要となるため、社会の変化にも対応できるとしている。

カケハシ代表取締役CEOの中尾豊氏

 JustInCaseは、スマートフォンのみで加入できる保険サービス。同社が提供する「スマホ保険」は、名前と生年月日、スマートフォンの破損状況を鏡を使って自撮りするだけで登録が完了する。また、3カ月更新となっており、スマートフォンの取り扱い状況をもとにAIが判断し、丁寧に扱っている場合は保険料を下げることができるという。

 また、「友達プール機能」を実装。ユーザーの友達と一緒に加入することで、保険料の一定割合を友達プールに積み立てることができる。友達同士で加入することで、保険料を高くしている原因である不正請求を削減し、低価格の保険料を実現する。同社では、スマホ保険のほかにも傷害保険など各保険業への参入も検討しているという。



CNET Japanで全文を見る

[ITmedia Mobile] ディーフ、高級ワニ型レザーを使用したiPhone Xケースを発売

ディーフ、高級ワニ型レザーを使用したiPhone Xケースを発売

ディーフは、iPhone X用ケース「Leather Panel for iPhone X」を発売。高級ワニ型押しレザーを採用し、マイクロ吸盤シートで高い吸着力を持ちながら貼り直しをすることができる。

 ディーフは、3月中旬以降にiPhone X用ケース「Leather Panel for iPhone X」を発売する。価格は1833円(税別)。

Photo iPhone X用背面カバー「Leather Panel for iPhone X」

 本製品には、イタリアのトスカーナ州で作られた高級ワニ型押しレザーを採用。端末に馴染むよう革の周囲をスリミングするなど丁寧に仕上げ、製造は日本で行っている。マイクロ吸盤シートで高い吸着力を持ちながら何度も貼り直し可能で、気泡が入りにくくキレイに貼れるという。

 カラーはブルー、ダークブラウン、グレー、ライトブラウンの4色。同社製のアルミ、チタン製バンパー「CLEAVEシリーズ」と組み合わせると、さらに高級感を高めた状態で使用できる。

PhotoPhoto 利用イメージ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

SPAJAM2018、新たな3つの取り組みを事前ミーティングで解説


 スマートフォンアプリジャム2018実行委員会とモバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、4月から予選が開始されるハッカソン「SPAJAM2018」のキックオフイベント「SPAJAM2018 キックオフMEETUP」を開催した。この中で、今年の「SPAJAM2018」の概要や、審査基準の変更を含む新たな取り組みも解説された。

 「SPAJAM2018 キックオフMEETUP」では、イベントの審査委員長を務めるLinkdIn日本代表の村上臣氏などから、シリコンバレー企業での働き方やデザイン思考について講演が行われたほか、SPAJAM優勝者によるシリコンバレーツアーの報告や、ハッカソンに参加する際のノウハウも伝授された。

 「SPAJAM2018」の概要については、2月9日に掲載したニュース記事も参照していただきたい。

日本の3大ハッカソンのひとつになっているとし、参加することで繋がりが広がっていくような「SPAJAMコミュニティ」を形成・拡大しているという

チーム開発や成功体験を積む「スパジャム道場」

 「SPAJAM2018」はすでに予選の応募受付が開始されているが、事務局であるMCFの岸原氏からは今年新たに取り組む3つのポイントについて解説された。

 1つ目は、すでに案内されている「スパジャム道場」。これは、学生を対象に、チームで開発することに慣れ、完成させるまでの成功体験を積んでもらおうという企画とのこと。メンターとしてエキスパートクリエイターなど14名が参加し、就職や就職後の実務でも役に立つ内容になるという。

 岸原氏は、2015年に実施した企画「沖縄パラダイスジャム」が好評で、これを基に「スパジャム道場」を企画したと経緯を紹介する。岸原氏は、「沖縄パラダイスジャム」で出会った2人がチームを組んでSPAJAM2016年に出場、最終的に優勝まで勝ち取ってシリコンバレーツアーに参加したことを紹介し、予選とは別枠の「道場」であっても、出会いや成長という意味では決して回り道ではない様子をアピールした。

 「スパジャム道場」は、予選が始まる直前の4月21~22日に開催される。応募は3月30日まで。1チームは5人以内で、会場は東京・大崎にあるゲーム開発会社のアカツキ。

道場の前身にあたる「沖縄パラダイスジャム」参加者がSPAJAMで優勝

「デザイン思考」の取り入れ

 2つ目の新たな取り組みは、この日の講演でも触れられていた「デザイン思考」を取り入れること。詳細は今後決定されるが、アイデアソンや審査基準にもデザイン思考が取り入れられる。

 審査基準については、4つの基準のうちのひとつ「テーマ性」が、「テーマに沿って利用者と共感できる価値を提供できているか」というデザイン思考を反映した基準になる。この変更は、ハッカソンを勝ち抜いていく上でポイントになると、岸原氏は指摘している。

SPAJAM出場、その後は?……ビジネスセンスの磨き方も伝授

 3つ目は、SPAJAMの本選に出場した参加者限定で、本選後にアクセラレータープログラムを提供するというもの。これは、優秀なアプリを製作できるクリエイターに、起業やその後の会社運営の拡大に必要なビジネスセンスを学んでもらおうというもの。岸原氏は、直接的なノウハウというより「“勉強のやり方”を教える形になる」と紹介している。

 岸原氏によると、SPAJAM優勝チームともなると、受託などで一定の収入を得たり、立ち上げた会社を運営していくことは可能という(BMWを買えるぐらいの生活はできるという)。しかし、本当に自分のやりたいことで時間を十分に確保したり、「世界を変えるような」挑戦をしたり、それにふさわしい規模に拡大したりするには、会社運営に対して明確なビジョンを描いていることが必要で、それまでとは別の“ビジネスセンス”が必要になるという。

 このアクセラレータープログラムでは、シリコンバレーで行われている、エンジニアがビジネスセンスを学習する「リーンスタートアップ」の手法を用いる。SPAJAMのスポンサー企業からメンターが参加するほか、知財・法務、財務の各方面でもMCFのスタートアップ専門チームが支援を行う。

 岸原氏からはこのほか、「SPAJAM2018」ではキャラクター「温泉むすめ」を使ってアプリを開発できることもアナウンスされた。



ケータイ Watchで全文を見る

[ITmedia News] VRやARが体験できる法人向け施設「もぐラボ」 ビジネス相談受け付け Moguraが開設

 ニュースサイト「Mogura VR」などを運営するMogura(東京都千代田区)は3月16日、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)ビジネスに関する相談を受け付ける体験型ショールーム「もぐラボ」を社内に設置したと発表した。

VR もぐラボ

 来訪者の業界やニーズに沿ったハードウェア、ソフトウェア、コンテンツを体験でき、同社で蓄積した経験や知見を生かし、コンテンツ制作や事業展開支援などのコンサルティングを行う。

VR もぐラボのサイト

 VR/AR/MRは、エンターテインメントや産業分野での活用に注目が集まっているが、「実際にどういうものなのかイメージがわきづらく、効果も見えづらい」という課題があったという。

 もぐラボは予約制で、平日の午前11時〜正午、午後4時〜5時の時間帯を用意。同社サイトで予約できる。

VR パートナー企業

 もぐラボに機材を提供しているパートナー企業は以下の通り。

ハードウェアパートナー

  • 日本HP
  • HTC NIPPON
  • NVIDIA
  • GoPro

ソフトウェアパートナー

  • DVERSE
  • Synamon
  • アルファコード
  • neurowear

コンテンツパートナー

 今後は国内外の企業とパートナーシップを拡充する予定だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

[ITmedia Mobile] SIMカード型MVNOの1位は「楽天」――総務省が2017年度第3四半期のシェアデータを公表

 総務省は3月16日、「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」の平成29年度(2017年度)第3四半期分を公表した。この中で、SIMカード型MVNOサービスのシェアで楽天が初めてトップに立ったことが判明した。

MVNOサービスの契約数は1764万契約

 MVNOサービスの2017年12月末現在における全契約数は1764万件となり、前期比で4.5%、前年同期比で18.7%増加した。

 このうち、契約数が3万件を超えるMVNOが提供する「SIMカード型サービス」の契約数は1086万件となり、前期比で7.3%、前年同期比で34.5%増加した。

※SIMカード型サービス:汎用(はんよう)的に使えるSIMカードで提供するサービス(端末セットを含む)

MVNO契約者数の推移 MVNOサービスの契約数の推移
3万契約以上を持つMVNOの契約数の推移 契約数が3万件を超えるMVNOの契約数の推移

SIMカード型サービスで楽天がトップシェアに

 先述のSIMカード型サービスにおける事業者別シェアでは、「楽天モバイル」を提供する楽天が前期比3.8ポイント増の15.4%でトップに立った。同社は2017年11月、プラスワン・マーケティングから「FREETEL SIM」事業の大部分を継承した(参考記事)。このことが、シェアの増加に大きく寄与したものと思われる。

 第3四半期にシェア1位だったインターネットイニシアティブ(IIJ)は、前期比0.1ポイント減の14.0%で2位となった。IIJは「IIJmio(個人向け)」「IIJ mobile(法人向け)」の2ブランドでMVNOサービスを展開している。

 その他、主要なMVNOのSIMカード型サービスのシェアは以下の通り。

  • NTTコミュニケーションズ(OCN モバイル ONE):11.8%(前期比0.5ポイント減)
  • ケイ・オプティコム(mineo):9.3%(前期比0.7ポイント増)
  • ソニーネットワークコミュニケーションズ(nuro mobile):5.2%(前期比0.2ポイント増)
移動通信全体シェアとSIMカード型のシェア 移動系通信全体ではMVNOのシェアが1割を超えた。SIMカード型サービスは全体の7.1%となっている

MVNOは合計817社に

 MVNOは、MNO(自ら移動体通信設備を持つ事業者)がMVNOとなるケースを除くと計817事業者となった。その内訳は以下の通り。

  • MNOから直接回線の提供を受けるMVNO:403社(前期比49社増、前年同期比113社増)
  • 他のMVNOから回線の提供を受けるMVNO:414社(前期比21社増、前年同期比37社増)
MVNOサービスの事業者数の推移 MVNOサービスの事業者数の推移

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る

[ITmedia LifeStyle] 音楽ストリーミングサービス「AWA」とe☆イヤホンが提携 有料会員登録で割引も

 イヤフォン・ヘッドフォン専門店のe☆イヤホンは3月16日、音楽ストリーミングサービスのAWAと提携することを発表した。e☆イヤホンの店舗でAWAの有料会員登録をすると、購入商品から最大2000円を割り引くという。

e☆イヤホンとAWAが提携

 対象となる店舗は秋葉原店、秋葉原カスタムIEM店、SHIBUYA TSUTAYA店、名古屋大須店、大阪日本橋本店、梅田EST店の計6店舗で、3月17日から割引キャンペーンを始める。

 店舗の専用QRコードから、AWAのStandard会員(月額960円、税込、以下同)に登録すると商品の購入額に応じて割引を受けられる。割引額は、1万円以上の購入で2000円、1万円未満5000円以上の購入で1000円、5000円未満3000円以上の購入で600円。

 AWAは、サイバーエージェント傘下のAWA社が2015年5月からサービスを提供している定額制の音楽ストリーミングサービスで、18年3月現在の配信楽曲数は約4300万曲に上る。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia LifeStyle に「いいね!」しよう



ITmedia 総合記事一覧で全文を見る