日本人も知っておくべきかもしれません。
これまで、じわじわとその影響力が懸念されてきた「ネット中立性廃止」問題。アメリカではついに、2018年4月23日をもってネット中立性が廃止されることがengadgetによって報じられています。
ネット中立性について簡単に説明すると、蛇口をひねれば一定量の水が流れる水道のように、私たちがインターネットを利用するために必要な「通信」が一定で均一なインフラとして存在している状態を指します。
その「ネット中立性」が廃止されるというのは、どんなコンテンツでも均等に発信/受信できているインターネットに偏りが生まれてしまうということです。ネット中立性廃止についてもっと詳しく知りたい!って方は、こちらの記事をご覧ください。また、ハンバーガーや交通状況にたとえて、ものすごく簡単に教えてくれる記事もあるのであわせて見てみてくださいね。
engadgetによれば、アメリカ議会の上院民主党は「ネット中立性廃止」に対して現在も抗議しており、危機感がひしひしと伝わってきます。
日本に住むユーザーである私たちにとっては、今すぐ影響があることではないようにも思えますが、将来どんな規模で問題を引き起こすかは未知数。だから、日本人ユーザーである私たちも、少し気にとめておくべき問題なんです。
今のところ、コンテンツは良し悪し関係なく発信され、均等に私たちのインターネットに届いています。このバランスが傾いてしまうのって、やっぱり考えものなんじゃないでしょうか?
Image: Michael Candelori/Shutterstock.com
Source: engadget(1, 2)
(豊田圭美)
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