東京メトロは2月27日、路線図から行き先の駅を選んで料金を表示する機能などを備えた旅行者向け券売機を、69駅に順次設置すると発表した。日本語のほか英語・中国語など7カ国語に対応しており、訪日外国人などの利用を見込む。
2016年から東京都交通局と共同で開発・テスト運用してきた券売機。メトロ6駅でテスト運用しきた。今回、機能を充実させた上で、上野駅を皮切りに、浅草駅など旅行者の多い69駅に導入する。
画面に路線図を表示し、行き先駅をタッチで選んで乗車券の料金を表示する機能や、観光スポットを選ぶと、そこまでの経路を表示する機能、駅名や駅ナンバーから料金を表示する機能を搭載。駅名検索は新たに、ピンイン(中国語の発音記号)にも対応した。
チャージ金額を設定しなくても、投入した金額を自動でカウントし、一部または全額をチャージできる機能や、「東京メトロ24時間券」「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」などを購入する機能も備えた。
上野駅・浅草駅・銀座駅の券売機は、家族やグループでも見やすいよう、通常の券売機(21.5インチ)より大きい32インチのディスプレイを採用した。
対応言語は、日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、タイ語。
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