2018年4月13日金曜日

Spotify、著作権者への報酬適正化に向けLoudrを買収

 SpotifyがLoudrを買収した。Loudrは、オンラインで提供されている楽曲を識別することで、音楽出版社などが報酬を受け取れるようにする技術を手がける企業だ。

Spotifyの最高経営責任者(CEO)、Daniel Ek氏

提供:Sarah Tew/CNET

 Spotifyは米国時間4月12日に買収を発表し、Loudrとともに引き続き「よりオープンで効率化された現代の音楽出版環境を発展させていく」とした。具体的には、Loudrのチームは「ソングライターや著作権保有者のために、透明性を高めた効率的な音楽出版業界を目指すSpotifyの継続的な取り組みに寄与する」という。

 Spotifyは、ミュージシャンや音楽出版社が適正な報酬を確実に受け取れるようにすべきだという圧力にさらされている。楽曲の著作権を管理するWixen Music Publishingは1月、Spotifyがトム・ペティ、ニール・ヤング、ドアーズなどの楽曲数千曲を適切な権利を得ずに配信していたとして同社を提訴し、16億ドル(約1800億円)の賠償を求めた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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