よりユーザー重視へ。
写真共有SNSのInstagram(インスタグラム)には、どういうわけかダウンロード機能がありません。ところが、時期は明かされていないものの、今後データのダウンロード機能が実装されることがわかりました。
TechCrunchによれば、ユーザーが投稿した自分のデータをダウンロードする機能「データ・ポータビリティ・ツール」を準備しているとInstagramのスポークスマンが話しました。これを使えば、画像や動画、メッセージを後からでも保存できるようになるとのこと。そうそう、こういうのが欲しかったんです。
実は、ダウンロードツールはSNSサービス間の引っ越しを容易にする側面もあります。2018年5月からはデータの移動性を要求するEU一般データ保護規則(GDPR)がスタートするので、それに準拠するという意義もあるのでしょう。
なお、インスタグラムの広報は「ツールの準備ができ次第、すぐに詳細を公開する」とも語っています。投稿するデータのみなのか、コメントや「いいね」までを含めた範囲でのキャプチャになるのかは未定。どちらにせよ、このツールの登場はユーザーにとって喜ばしいものとなることでしょう。
そういえば、Facebook(フェイスブック)には以前からデータのダウンロード機能があります。傘下のInstagramにもいよいよ実装されるということですねぇ。
Image: BigTunaOnline/Shutterstock.com
Source: TechCrunch
(塚本直樹)
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