僕は買いましたよ!
今年2月に一部地域で販売が開始された、Apple(アップル)のスマートスピーカー「HomePod」。気になることに、販売不振を原因とした生産量の一部カットが報じられています。
Bloombergの報道によれば、販売から約2カ月経った3月後半にAppleはHomePodの販売予測台数を下方修正。これに伴い、サプライヤーとなるInventecへと生産台数の一部カットを伝えたというのです。また店舗でのHomePodの売れ行きも「1日に10個未満」と悪く、在庫が溜まっているんだとか。おお、どうしてこんなことに…。
この販売不振は数字でも明らかになっており、Slice Intelligenceの報告によれば販売後10週間でのHomePodのシェアは10%を獲得したものの、3週間後の週間シェアはわずか4%だったんだとか。つまり、スタートダッシュ以外では全然売れていない、という見方もできそうです。
HomePodは349ドル(約3万7000円)と、Amazon(アマゾン)の「Echo」シリーズやGoogle(グーグル)の「Google Home」シリーズの多くよりも大分お高い値付けがされています。もちろんその理由は、HomePodが音質に拘った高級路線の製品だからなのですが…。もしかしたら、まずは通常価格帯の製品を投入すべきだったのかもしれません。
なお、HomePodには今年の後半(秋)に150ドル〜200ドル(約1万6000円〜2万2000円)のローエンド版が登場するという情報が、Rosenblatt証券アナリストのジュン・チャン(Jun Zhang)氏や経済日報によって報告されています。HomePodの本格普及は、廉価版の登場を待つ必要がありそうです。
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