日本電気(NEC)は3月27日、日本発の空飛ぶクルマの開発活動「CARTIVATOR(カーティベーター)」を運営するCARTIVATOR Resource Managementと、2020年の空飛ぶクルマの実現に向けたスポンサー契約を締結したと発表した。
CARTIVATORでは、「モビリティを通じて次世代の人達に夢を提供する」というミッションを掲げており、陸空両用で長い滑走路や大型車庫などを必要としない、世界最小の空飛ぶクルマ「SkyDrive」の開発を進め、2014年に5分の1スケールの機体で飛行に成功している。現在では無人機1分の1スケールの試作機開発を進めており、2018年夏に一般公開を予定する。
NECでは、CARTIVATORのミッションや取り組みに賛同し、スポンサー契約を締結。社会ソリューション事業で培ってきた無人航空機の制御技術を提供することで、空飛ぶクルマの実現に向けた取り組みを加速させるという。さらに、今後は無人航空機の管制技術、電波監視技術、サイバー攻撃対策技術についても技術協力を予定している。
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