ヤフーは、決済サービスの「Yahoo!ウォレット」が、対応する実店舗での決済や公共料金の支払いに利用できるようになると発表した。スマートフォンを利用したバーコード・QRコード決済機能を提供するもので、4月から税金・公共料金の支払いに対応、6月からは実店舗でも利用できるようになる。
「Yahoo!ウォレット」はこれまでインターネット上で商品やサービスを購入する際の決済サービスとして提供されてきた。会員数(口座数)は約3984万件。今回の対応により、スマートフォンで表示・読み取りを行うバーコードやQRコードを介して、対応する実店舗でも利用できるようになる。決済方法は、バーコード・QRコードを「みせる」決済と「よみとる」決済の2種類が用意される。
最終的な支払い方法は、「Yahoo!ウォレット」に登録したクレジットカードか、あらかじめチャージした電子マネーの「Yahoo!マネー」の2種類。税金・公共料金の支払いは「Yahoo!マネー」のみが対応する。
4月からはまず、払込票に記載のバーコードを「Yahoo! JAPAN」アプリで読み取り、税金・公共料金が支払える機能が提供される。150以上の自治体が対象。支払える種類は自治体により異なり、住民税、固定資産税、ガス料金、水道料金など。
6月からは、「みせる」決済方法として、「Yahoo! JAPAN」アプリ上に表示したバーコード・QRコードを提示して、店舗のレジや端末で読み取る決済方法が提供される予定。
2018年秋には、「よみとる」決済方法として、店舗側から提示されたバーコードを「Yahoo! JAPAN」アプリで読み取る決済方法が提供される予定。
ヤフーでは、店舗側がこの決済機能を導入するメリットとして、多くのユーザーがすでに利用している「Yahoo! JAPAN」アプリから利用できること、「Yahoo!ウォレット」は約4000万人に利用されていることを挙げている。また「Yahoo! JAPAN」のさまざまなデータを活用した、集客のための施策を加盟店に提供する予定としている。
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