敬意を込めて、ちゃんと払おう。
基本サービスは無料で提供し、高度な機能や広告なし版を有料でだすというのは、いまや当たり前。「フリーミアム」なんて言葉を使っていちいち説明されなくても、だーれでも知っている仕組みとなりました。が、ビジネスが成り立つのは、あくまでも広告や有料会員の存在あってのこと。こっそりズルされたんじゃ、運営側はたまったもんじゃない!
Spotify(スポティファイ)が米国証券取引委員会に提出した文書によって、一部のユーザーが有料会員になることなく広告を飛ばしているという事実を明らかにしました。ズルです。しかも、ズルしているSpotify無料ユーザーが、なんと200万人もいるというのです! Spotifyでは、広告なしの有料会員は月額9.99ドル支払っています。ということは、単純に考えても2000万ドル近い損害があるということ。今回これを公表したのは、ニューヨーク証券取引所に上場を控えているからでしょう。
無料ユーザーが広告をブロックするために使っているのは、サードパーティが作るブロックアプリ。これを介することで、お金を払うことなく、不当にワンランク上のサービスを得ているのです。しつこいですが、これはズルです。ズルが横行してしまえば、フリーミアムなんてモデルは成り立たなくなってしまいます。ズルはいかん。ズルはどこかでしわ寄せが起きる。ズルはいかんよ。
今日のズルは、明日のみんなの首をしめることになるんだぞ!
Image: Denis Mikheev/Shutterstock.com
Source: Mashable
(そうこ)
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