米Appleは3月27日、9.7インチiPadの新モデルを発売した。価格を3万7800円〜(税別、以下同)に抑えつつ、従来は上位モデル「iPad Pro」のみで利用可能だったタッチペン「Apple Pencil」に対応した。メモやデザイン、授業の板書、契約書への署名などに用途が広がるという。
64ビットデスクトップPCと同等の性能を持つというモバイルCPU「A10 Fusionチップ」を搭載。前モデルからCPU性能を40%、グラフィックスの処理速度を50%高め、マルチタスクの際も快適に動作するという。
高解像度の「Retinaディスプレイ」も採用。8メガピクセルのカメラ、最大10時間持続するバッテリーのほか、指紋認証機能「Touch ID」、決済機能「Apple Pay」、音声アシスタント「Siri」なども備える。
Wi-FiモデルとWi-Fi+4G LTEモデルの2機種で、カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。容量は32GBと128GBを選択できる。
両モデルとも、サイズは240(高さ)×169.5(幅)×7.5(奥行き)ミリ。重量は、Wi-Fiモデルは469グラム、Wi-Fi+4G LTEモデルは478グラム。
価格は、Wi-Fiモデルは32GBが3万7800円、128GBが4万8800円。Wi-Fi+4G LTEモデルは32GBが5万2800円、128GBが6万3800円。教育機関は割引価格で購入できる。Apple Pencil(1万800円)は別売となっている。
米Logitechは互換品「Logitech Crayon」発表
米Logitech(日本法人はロジクール)は同日、新型iPadと互換性があり、板書やスケッチなどに利用できるタッチペン「Logitech Crayon」を発表。価格は49.99ドル(約5200円)と純正品の半額程度となっており、教育機関向けに提供する。
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