NECは3月5日、さまざまな小売商品を画像認識できる多種物体認識技術を開発したと発表した。
ディープラーニング技術と特徴点マッチング技術を融合させたもので、生鮮品のように固体ごとに外観の違いが大きい自然物から、パッケージ品のように酷似したデザインが大量にある工業製品まで、多種多様な小売商品を高精度に認識することができる。
バーコードやRFIDを商品ごと読み込ませず、商品を一括で認識できるため決済時の商品読み取りを大幅に効率化することが可能だ。
2018年3月6日〜9日に開催される「リテールテックJAPAN2018」で、今回発表された技術を用いた画像認識POSレジのデモシステムが出展される。また3月から、NEC社内の小売店舗で本技術を用いた決済業務の無人化実証実験を実施する予定だ。
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