スマートフォン向けゲームアプリ運営のマイネットは3月5日、ゲームサービスのサーバが不正アクセスを受けていることを明らかにした。同社グループが運営するゲームの約3分の1に相当する13タイトルが被害を受けており、長時間のメンテナンスを余儀なくされているという。
不正アクセスが始まったのは1日午後6時頃。その後も攻撃は断続的に検知されている。マイネットは復旧作業に努めているほか、警視庁への相談や顧問弁護士との協議も実施し、被害届の提出を準備している。
被害を受けているゲームタイトルは、「アヴァロンの騎士」「究極×進化!戦国ブレイク」「天下統一オンライン」「HUNTER×HUNTER バトルコレクション」――など。現時点では、ユーザーの個人情報は流出していないという。
マイネットは今後、ゲームのプラットフォーム提供元などの取引企業と情報を共有し、問題解決に向けた対応を行っていく。各タイトルのユーザーには、何らかの形で補填(ほてん)を行う予定。
不正アクセスが同社の業績に与える影響は精査中。大きな損失が出る見込みが生じた場合は、速やかに開示するとしている。
マイネットの株価は午後1時24分現在、前営業日比137円安(−9.0%)の1392円に下げている。
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