米調査会社IDCは3月1日(現地時間)、2017年第4四半期(10〜12月)および2017年通年の世界ウェアラブル市場調査の結果を発表した。昨年9月に発売の「Apple Watch Series 3」が好調な米Appleが、4四半期ぶりに首位に立った。Appleは2017年通年でも首位だった。
AppleはApple Watchの出荷台数を公表しないが、IDCによると、同四半期のAppleの出荷台数は前年同期比57.5%増の800万台で、シェアは21.0%。2位に落ちた米Fitbitは17.3%減の540万台で、シェアは14.2%、3位に落ちた中国Xiaomiは4.5%減の490万台で、シェアは13.0%だった。
通年では、Appleの出荷台数は前年比55.9%増の1770万台で、シェアは15.3%。2位に留まった中国Xiaomiは0.3%減の1570万台で、シェアは13.6%、1位から3位に落ちた米Fitbitは31.6%減の1540万台で、シェアは15.4%だった。
市場全体では、通年の出荷台数は前年比10.3%増の1億1540万台。2016年は前年比27.3%増だったので、増加は減速したことになる。「減速は関心が低下したからではなく、多くのメーカーが新製品を出さなかったり、市場から撤退したため」という。
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