3月23日、いよいよ“ジョジョスマホ”こと「JOJO L-02K」がNTTドコモから発売された。筆者も2017年10月の発表時から、この時を今か今かと待っていたファンの1人だったので、待望の日がやってきたというわけだ。ここでは当日購入するまでの流れを、JOJOエディター」で振り返りつつ、開封レポートをお届けしたい。
JOJOエディターは、「ジョジョの奇妙な冒険」の作中で使われたコマを、画像として利用できる、JOJO L-02Kの機能。一部のコマは、せりふを編集することもできる。エディターのコマは汎用（はんよう）性の高そうなものが厳選されており、よくある心境に合ったコマを探しやすい（と思う）。
JOJO L-02Kの事前予約は2017年12月20日の12時にスタートしたが、筆者は開始と同時に速攻でオンラインから予約。「世界（ザ・ワールド）」で時を止めたわけではないが、12時1分には予約が完了した。
それから約3カ月。発売日が「3月」と案内されただけで、いっこうに新しい情報が下りてこなかったが、3月19日、ついに発売日が案内された。ちなみに3月19日に発売日を発表したのは、同日に発売された「ウルトラジャンプ」（第8部の「ジョジョリオン」を連載中）4月号で告知をするためでもあったそうだ。
価格は12万5712円（税込）で、月々サポートをはじめとする割引は一切付かない。スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃……ではあるが、欲しい人にとっては関係ないのだ。
そして3月21日、ついに商品入荷の連絡が来た。もうその時点で購入手続きは終わっていた……と言いたくなるほど気持ちは先走っていた。購入手続きを済ませ、近所のドコモショップで受け取ることにした。
だが気になるのは……無事に発売日に入手できるのか？ である。23日の予定は、午後から取材が入っていたため、受け取り「可」能なのは午前中だけ。22日の夜に郵便局のサイトで配達状況を確認したところ、まだモノは大阪にあるようだ（筆者は都内在住）。翌朝に再び確認したら、大阪から都内には移動しており、近くの郵便局から既に配達中のようだ。しかし、ドコモショップが開店した10時を過ぎても、配達中のステータスは変わらない。何だか嫌な予感がするぞ……。
やきもきしつつ、限界だッ！（電話の発信ボタンを）押すねッ！ という勢いで11時頃ドコモショップに電話をしたら、ちょうど配達されたところだった。
しかしここで新たな問題が。今から手続きをすると、2時間以上待たなければならないとのこと。これでは午後からの取材に間に合わなくなるので、23日の受け取りは不可能に……。なぜ平日の午前にここまで待つのか？ と疑問に思ったが、この日はちょうどショップで「スマホ教室」が開かれ、そのままスマホを契約するお客さんが多かったそうな。
筆者はJOJO L-02Kへの機種変更に伴い、SIMカードを変更。そのため、開通作業が必要になるのだが、この作業はショップのPCを使わないとできないとのこと。モノは近くにあるのに、受け取れないなんて……あんまりだアアアア！
ん、いや、待てよ。自宅で受け取る手段もあるわけだし、開通作業はそもそもユーザー自身でも行える。「開通作業は自分でやるので、商品だけ受け取れないか」と相談したところ、それなら「可」能とのことだったので、イレギュラーな対応に感謝しつつ、ショップへ向かうことに。
ショップで名前を名乗り、必要事項を確認したら、商品と念願のご対面。JOJO L-02Kは現時点でも予約はできるので、フリー在庫もあるのかと思いきや、店員さんによると、（この店舗では）フリー在庫はないそうだ。JOJO L-02Kの実物を見たのは店員さんも初めだったそうだ。
こうして無事にJOJO L-02Kを入手できた。
それから取材を終え、夕方に会社に到着。JOJO L-02K購入の経緯はSNSでも騒いでいたのだが、会社に到着しても特に誰からも話し掛けられることなく、黙々と開封、開通、撮影の作業にいそしんだのだった。
開通の方法はドコモのWebサイトにも明記されており、ユーザーが手動で行える。機種変更でSIMを変更する場合、Webサイトか電話で開通手続きができる。筆者は電話を選択。「1580」に発信して、音声ガイダンスに沿って操作をすると、あっさりと開通手続きが完了した。これでようやくJOJO L-02Kが使用可能な状態になった。
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