Mozillaは3月21日(現地時間)、米Facebookから広告を引き上げると発表した。Facebookの5000万人のユーザー情報が流出した問題を受け、同社が十分なユーザー保護対策を実施するまでは広告を停止するとしている。
Mozillaは「Facebookデータスキャンダル」とも呼ばれるこの問題発覚後、あらためてサードパーティー製アプリがログインしたユーザーから入手できる個人情報について調査したところ、2014年に制限が強化されたとはいえ、現在も不必要に多くの情報を入手できるようになっているとし、Facebookに改善を求めている。
Facebookは同日、アプリ設定の変更を発表した。
Mozillaは「マーク・ザッカーバーグCEOがユーザーのプライバシー設定を強化すると約束したことに希望を持った。Facebookがユーザーデータの共有方法やサードパーティアプリログインのプライバシー設定をより強化すれば、われわれは広告を再開する」と語った。
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