メルカリは、4月6日に「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査の結果を発表。対象は全国20〜69歳のフリマアプリ利用者・非利用者各500人、計1000人。
商品を購入する際に「新品であることが重要」と回答した人は、フリマアプリ利用者、非利用者を合わせて29.6%と3割以下に。中古品の購入・使用に関する抵抗感について、20代は「あまり抵抗を感じない」「全く抵抗を感じない」を合わせた53.5%が抵抗を感じず、新品へのこだわりが低下していることが分かった。
ここ2〜3年で中古品を購入する機会が増えたかという質問に、フリマアプリ利用者の48.6%が「やや増えた」「とても増えた」と回答。非利用者は14.4%と2割以下にとどまり、増えた理由として「掘り出し物を探すワクワク感があるから」(51.8%)と答えるユーザーが最多だった。次いで「中古品の質の向上や種類の増加」「中古品購入の場などが増えたから」と、買い物体験の重視やツールとして活用しているユーザーが多いことが分かった。
フリマアプリ利用者の54.6%が「新品を購入する前にフリマアプリで値段を調べるようになった」、53.2%が「売るときのことを考えてモノを大切に扱うようになった」と回答。30〜40代では平均62%と高い結果になり、フリマアプリ出現で「購入の際の意思決定」「モノの扱いかた」など消費行動や意識に変化をもたらしていることが明らかとなった。
フリマアプリ利用者は、非利用者に比べて「一時的に必要なものはレンタルなどで済ませたい」「ストーリーや理念などがある企業の商品を持ちたい」「人とは違うモノを持つ・体験をすることを重視する」という傾向があった。また、フリマアプリ利用者は非利用者の1.5倍「ブランドやステータスがあるものを持ちたい」と回答している。
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