残るモノクロフィルムはコダックとイルフォード、ケントメア、アグファフォト…あれ、まだ意外とあった。
光あれば影がある。その世界をグレースケールで収め続けてきた富士フイルムのモノクロフィルム「ネオパン 100 ACROS」と、モノクロ用印画紙の「フジブロWP」が販売終了となります。これも1つの時代の流れかー。
「ネオパン 100 ACROS」はISO100で、きめ細やかな階調表現とシャープな輪郭表現を実現したモノクロフィルムの名作であり定番でした。デジカメでいうならダイナミックレンジが広く、白飛びしにくいのに黒つぶれもしにくかったんですよ。
しかしデジカメの進化により、需要が薄れてきたということなのでしょうね。中判デジカメのGFX 50Sでカバーできる世界になってきたとか。
なお「ネオパン 100 ACROS」の出荷終了時期(見込み)は2018年10月 、「フジブロWP」はサイズごとに2018年10月から2020年3月にかけて、となるようです。 買いだめするならいまのうち、ですね。高値の転売ヤーから買っちゃダメですよ。
Image: ricochet64 / Shutterstock.com, Flicker(1, 2, 3)
Source: 富士フイルム
(武者良太)
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