NTTドコモは、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」の3機種について、iOS 11.3へアップデートすれば、下り最大594Mbpsで通信できるようになると発表した。
これまではバンド1の2GHz帯、バンド3の1.7GHz帯、バンド19の800MHz帯という3つの周波数を組み合わせた3CA(キャリアアグリゲーション)により、下り最大500Mbpsで通信できる形だった。今回のOSバージョンアップでは、バンド1の2GHz帯、バンド19の800MHz帯、バンド42の3.5GHz帯×2と4つの周波数を束ねる4CAをサポートし、より高速な通信が可能になった。2017年9月のiPhone 8/8 Plus発売時に、同社の吉澤和弘社長が囲み取材の中で、4CAへ対応する方針を明らかにしており、今回、その方針が現実になった。
当初のiPhone用4CA対応エリアは、全国各地のビジネス街や観光スポットなど人の多い一部の地区となる。たとえば東京では千代田区大手町周辺や有楽町駅など。関西では阪神甲子園球場や吹田市の吹田サッカースタジアムの周辺などとなる。30日時点の対応エリア一覧は、ドコモのWebサイト上でPDFとして公開されている。594Mbps対応エリア以外では、これまで通り、3CAの下り最大500Mbpsで通信できる。
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