フィッシング対策協議会は2月23日、Netflixをかたりクレジットカード番号などを入力させるフィッシングメールが出回っているとして注意を呼びかけた。23日15時時点で、フィッシングサイトは稼働中だという。
メールの件名は「前回の支払いに問題があるためアカウントが保留になっています」。本文では「以下のいずれかの理由でお支払いが完了しなかったことを示しています」とし、「登録されているお支払い方法が無効、または期限切れとなっている」「お客様の金融機関が月額料金の支払い方法を承認しなかった」「米国のみ:Netflixa買うとに登録されているクレジットカードの郵便番号がお取引銀行に登録されているものと一致しない」などを理由に「この問題を解決するには、お支払い方法を更新してください」とフィッシングサイトへ誘導するという。
フィッシング対策協議会はクレジットカード情報(姓、名、カード番号、有効期限、セキュリティコードなど)を絶対に入力しないように呼びかけている。
Netflixでは、フィッシングメールが届いた場合について「記載されたリンクを通じてログイン情報や金融機関に関する詳細を入力しないでください」「ソースがどこであれ、決して突然受信したメールまたはテキストメッセージに記載されたリンクをクリックしたり、添付されたファイルを開いたりしないでください」と注意を喚起している。
また、疑わしいリンクをクリックしてしまった場合は「Netflixのパスワードを新しく独特なものに変更する」「Netflixに使用しているのと同じメールドレスとパスワードを利用している他のWebサイトのパスワードを更新する」「利用している金融機関に連絡する」などの対応を取るよう促している。
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