調べたいことがあったら、インターネットで簡単に調べられる良い時代。とは言え、本当に必要なことや重要なことは、実はそれほど簡単には調べがつかない。検索結果に表示されたほんのいくつかのページを見ても、それが信頼できる情報なのかを見分けるには、それなりの技術と知識が必要だ。調べることが容易だと思われている今こそ「調べるチカラ」が大切なのだ。
趣味で「ちょっと知りたい」というだけなら、さっとググって、目に付いたページをざっと見るだけで終わらせても全然かまわないだろう。だが、仕事で何かを深く調査しなくてはならない場合は、そうはいかない。目に付いたページは誰が作っているのか、誰の責任で書かれたものか、確実な情報源として信用できるのかを判別するとともに、複数の情報にあたって裏付けを取らなければならない。また、その情報の鮮度も重要だ。ほんの数時間前の情報でも、状況が変われば、その情報は役に立たないかもしれない。
調べることに慣れていないと、どこを調べれば、その真贋をはっきりさせられるのかが分からない。本書は、基本的な「調べ方」について非常に丁寧に教えてくれるので、調べることについて初心者だと思う人なら誰にでも役に立つ。
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