第一生命ホールディングス(HD)と楽天生命保険は4月23日、保険商品の販売や調査・研究の分野で業務提携すると発表した。第一生命グループの商品開発力と楽天グループが持つ約9500万人の顧客基盤を組み合わせ、さらなる企業価値向上を目指すという。
商品販売の分野では、「楽天市場」の出店企業とその従業員に向けた保険商品の販売を近く始める。第一生命HD傘下のネオファースト生命保険が各社に応じた保険商品のカスタマイズを担当し、楽天生命が営業活動を担当する。金融庁の認可を得た後に、2018年内をめどに開始する予定だ。
調査・研究の分野では、両社のテクノロジーや、スタートアップ企業とのネットワークを生かした新商品開発を共同で検討・実施する計画。
その他の分野においても、両社の強みを組み合わせて販路拡大などを図る方針。営業組織の強化に向けた人材交流も視野に入れているという。
発表を受け、第一生命HDの株価は午後0時48分現在、前営業日比90.5円高(+4.4%)の2158円に上げている。
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