東芝デジタルソリューションズは4月17日、自分の声をデータ化し、音声合成でしゃべらせることができるスマートフォンアプリ「コエステーション」を無料公開した。東芝が開発したコミュニケーションAI「RECAIUS」(リカイアス)の音声合成技術を活用した。
アプリ上で提示されるいくつかのセリフ(最短10文・5分程度から)を読み上げると、コエステーションが声の特徴を学習し、声の分身「コエ」を作成できる。入力したテキストを「コエ」で読み上げたり、SNS(LINE、Facebook、Twitter)に音声投稿も可能だ。感情をつけて読み上げたり、声色を変えることもできる。
コエの診断ゲーム「Dr.Coeのコエ診断」やコエのスタンプ「コエダシテコー!」も提供。今後、「コエ」を使った新たなアプリやサービスの提供も検討する。
コエステーションの構想は昨年夏に発表しており、既にコンテンツ業界などで協業が決まっている。今回、より多くのユーザーに「コエステーション」による新たな音声コミュニケーションの世界をより多くのユーザーに手軽に体験してもらうため、アプリを公開したという。
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