日本HPは3月2日、法人向けノートPCとして「HP EliteBook 830 G5 Notebook PC」と「HP EliteBook 850 G5 Notebook PC」、およびモバイルワークステーションとして「HP ZBook 14u G5 Mobile Workstation」を発表、同日に直販サイト「HP Directplus」で販売を開始した。
今回登場した3製品は、高度な独自セキュリティ機能を搭載しているのが特徴。これまでのEliteBookシリーズでも採用例のある、ビジュアルハッキング(盗み見による機密情報の漏えい)防止用の内蔵型プライバシースクリーンや多要素認証に加えて、OSよりも下位のレイヤーで動作するハードウェアセキュリティチップ(HPエンドポイントセキュリティコントローラー)が第4世代に進化し、自己回復型BIOSの強化、ネットワークを経由したソフトウェアイメージの自動復旧、仮想マシン上でWebブラウザを動作しマルウェアの感染を防ぐ「HP Sure Click」のPDF対応など多数の機能強化が図られている。
また、Windows Hello対応カメラの他、ディスプレイパネル背面にノイズキャンセリング機能を持つマイクを内蔵。Web会議中に画面をワンタッチで共有できるコラボレーションキーや、電話の受発信とSMSの送受信をPC上で行える「HP PhoneWise」も搭載されている。
HP EliteBook 800 G5は12.5型ノートと同等のボディーサイズに13.3型液晶ディスプレイを搭載したモデル。HP EliteBook 850 G5 Notebook PCは、4K解像度のディスプレイや外部GPUにRadeon RX540を内蔵する15.6型モデル。HP ZBook 14u G5 Mobile Workstation」は、クアッドコアの第8世代CoreとRadeon Proを搭載する14型のモバイルワークステーション。いずれも米軍調達基準(MIL-STD-810G)をクリアした高い耐久性を備える。
HP Directplus価格は順に14万8000円、17万9800円、14万8000円から(いずれも税別)。
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