住信SBIネット銀行、スルガ銀行、りそな銀行が、米Rippleのブロックチェーン技術を活用したスマートフォン向け送金アプリ「Money Tap」(iOS/Andorid)の試験運用を4月以降に始める。口座番号や携帯電話番号などを使い、ユーザー同士の個人送金を安全・リアルタイムで行える環境を提供するという。夏以降に一般公開する計画。
SBIホールディングスと子会社のSBI Ripple Asia(米Rippleとのジョイントベンチャー)などが加盟するコンソーシアムが3月7日に発表した。送金アプリは、Rippleが銀行向けに提供する即時送金の仕組み「xCurrent」を活用。xCurrentは、取引前後に銀行間で決済内容をリアルタイムで確認できるようにし、国際送金などがスムーズに行えると期待されている。
Money Tapは、銀行口座の番号による送金の他、携帯電話番号やQRコードを使った送金機能を搭載。指紋による生体認証とも組み合わせ、「ユーザーエクスペリエンス(UX)とセキュリティの両立を図った」(SBIホールディングス)としている。対応する銀行は順次増やす考え。
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