英企業による「パスポートパワー」ランキングで、日本とシンガポールがドイツを抜き1位になった。ビザなしで渡航できる国・地域数で算出したもので、日本とシンガポールは180カ国に上り、最多だった。
このほどウズベキスタンが日本とシンガポールのビザ無しで渡航できる国に追加され、ドイツの179カ国を抜いてトップになった。
日本とシンガポールの健闘の要因については、両国が平和的な商業国であり、ビジネスや投資への関心も非常に高い国であると他国から認められているからだという。
日本については「アベノミクス」の効果も指摘されている。外交の幅を広げたい、インバウンド消費を増加させたいといった各国の思惑が影響しているようだ。
中国やインドネシアなども順位を大幅に上げるなど、アジア諸国の「パスポートパワー」は今後も着実に成長していくとみられる。
なお、イギリスは順位を1つ落として4位、アメリカは変わらず5位と、アジア諸国の勢いと比べると振るわなかった。
ランキングは各国の居住権や市民権の取得を支援するHenley&Partnersがまとめた。
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