グラフィック・デザイナー歓喜の一本?
テレビ画面やモニターを描写するのに用いられるRGB(赤/緑/青)とは違い、印刷にはCMYK(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)という4色のインクからフルカラーが作られます。
ということは、印刷でなくとも手描きで何か絵を描く時にこの4色があれば…? そう、フルカラーでこの世のすべてを描くことができるのです。
そこに目をつけてできたのが「CMYKペン」。ありきたりの4色ボールペンですが、インクがそれぞれC/M/Y/Kなのです。
公式サイトをご覧いただくと、4色で極彩色豊かなイラストが多数見られます。入稿データの色指定と同じように、オレンジ色を生み出すならC=0%、M=50%、Y=50%、K=0%になるように塗り、紫色ならC=33%、M=67%、Y=0%、K=0%になるように塗れば、インクにない色を生み出すことが可能。場合によっては見当ズレで失敗する、リッチブラックC=40%、M=40%、Y=40%、K=100%だって塗り放題!
ちなみにですが、Club Ink Blogによりますと、CMYKは1906年にEagle Printing Ink Companyが提唱した印刷技術。ですが1956年に色見本帳のPANTONEカラーが普及してから、やっと定番化した歴史があるんですって。
「CMYKペン」は12.75ドル(約1,350円)で近日発売予定。公式サイトでメールアドレスを登録しておけば、リリースのお知らせが届きます。スグに欲しい!という方は、お手持ちのボールペンを適当にカスタマイズしちゃいましょう。
Image: Fresh Gadgets
Source: Club Ink Blog, suck UK via Fresh Gadgets
(岡本玄介)
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