米Googleは3月30日(現地時間)、2009年に開始したURL短縮サービス「Google URL Shortener」(goo.gl)の提供を終了すると発表した。
同日から、同日までにURL Shortner APIsにアクセスしたことのあるユーザー以外は新規に短縮URLを生成できなくなる。APIにアクセスしたユーザーは、1年後の2019年3月30日までは利用できるが、この日にAPIが終了する。生成済みの短縮URLは2019年3月30日以降も実際のURLにリダイレクトする。
終了の理由は、同社のスマートURL「Firebase Dynamic Links」(FDL)へのシフト。Firebase Dynamic Linksのサイトによると、「Dynamic Linksは、既存のユーザーと潜在的ユーザーをiOSまたはAndroidアプリ内の任意の場所に誘導できるスマートなURL」という。
ユーザーに対しても、FDLへの移行を推奨している。だが、技術的な知識のない一般ユーザーでも手軽に使えたgoo.glとは異なり、FDLはモバイルBaaSサービスFirebaseのモバイル開発者向けツールだ。Googleは一般ユーザーにはBit.lyやOw.lyなどの他社のURL短縮サービスを勧めている。
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