Googleが、「G Suite」を使う中小企業向けの求人アプリ「Hire」をアップデートしたと発表した。このアップデートでは、新しい求人に見合った適切な人材を過去の求職者から検索する際に人材募集担当者を支援する、求職者発見機能がベータ版として搭載されている。
Googleによると、一般的な企業は1名の人材を採用するために、およそ250人の求職者と関わっているという。
同社は、この新規ツールによって、求職者の職務内容や地域、新たな募集に対する彼らの適性度といった情報に基づくリストを作成することで、過去の求職者を容易に再検討できるようになると述べている。また、資質のある過去の求職者を検索する際、人材募集担当者は知恵を絞って適切な検索語を考え出さなくてもよいという。同社は、「sales manager Bay Area」(サンフランシスコ・ベイエリアのセールスマネージャー)という入力によって、同地区をベースにしており、適切なスキルを有する人材が洗い出されるという例を挙げた。
このツールは、人材募集担当者と過去の求職者とのやり取りに基づいて結果を抽出する。例えば、人材募集担当者は過去に仕事を依頼した求職者や、面接で好ましいフィードバックが得られた求職者のみに絞って採用を検討したい場合が想定される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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