1.本当に体にいいのは、「昔ながらの和食+ちょっと洋食」=1975年型の食事法だった!
2016年9月、「東北大学大学院 農学研究科」の都築 毅 准教授が学会で発表した研究結果が、話題を呼びました。それは、健康寿命をのばす食事は、伝統的な和食でも、現代の日本の食事でもなく、いまから45年ほど前、1975年頃に日本人が食べていた食事の組み合わせだった、というもの。ポイントをひと言でいうと、“和食+ちょっと洋食”。この食事を続けると、焼き魚や野菜の煮もの、冷や奴などに加え、肉や牛乳、チーズなどを食べることで食材の種類が増え、さまざまな成分が体に作用することで体に負担をかけず、ひいては健康につながる、ということを導き出しました。
2.忙しい今の時代、1975年型の食事法を続けるレシピや知恵が満載
1975年型の食事法では、「食材の種類をたくさん」、「調理は“煮る”を優先」、「豆・豆製品を積極的にとる」「魚は毎日食べる」「海藻・野菜・きのこをたっぷり」など、食べ方のルールがあります。1975年当時は専業主婦が多かったので毎日できていたと思われますが、共働きが基本の今は、現実的にムリ! そこで、1975年型の食事を続けるためのアイディアとして、「作りおき」とそのアレンジレシピや、お湯を注ぐだけでみそ汁ができる「みそ玉」、「缶詰で作る魚料理」など、作りやすさ抜群の120レシピをご紹介しています。料理考案は、管理栄養士で料理研究家の検見崎聡美さん。
3.“コンビニ”でも“外食”でもできる、1975年型食事アイディア。
家でごはんを作れないとき、“コンビニ”は私たちの強い味方。いまやお惣菜、冷凍食品、生野菜やフルーツまで、何でも揃います。また、外食ですませてしまうという方も多いでしょう。これらのときにも、1975年型食事法のポイントを取り入れるだけで、ぐんと健康的になります。この本では、コンビニや外食時のアイディアでもできる1975年型アイディアもご紹介。
<監修者プロフィール>
都築 毅(つづき・つよし)
東北大学大学院 農学研究科 准教授。博士(農学)。
1975年、愛知県生まれ。東北大学大学院農学研究科博士後期課程終了。第13回杉田玄白激励賞、日本農芸化学会奨励賞、日本栄養・食糧学会奨励賞など、受賞多数。
<目次>●イントロ
“和食+ちょっと洋食”で100歳まで健康に!
●第一章
必ず続く「1975年型」5日間献立
●第二章
「1975年型」を長続きさせる 四つの知恵
●第三章
「1975年型」をラクにする 作りおきとアレンジレシピ
●コラム
“コンビニ”で3日間献立/
“コンビニ”のおすすめアイテム/
外食の食べ方3つのアドバイス
<刊行概要>『東北大学「日本食プロジェクト研究室」の簡単いきいきレシピ』■発売日:2018年4月28日(土)
■定価 :1,620円(税込)
■刊行 :株式会社 世界文化社
http://amzn.asia/5U6tw4n※一部書店により発売日が異なります。
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