日本郵便は3月15日、宅配便サービス「ゆうパック」配達時に受取人が不在だった場合、再配達の日時指定を受けるまで再配達を行わず、郵便局に荷物を保管する運用を3月1日から始めたことを明らかにした。従来は依頼がなくても翌日に再配達していたが、「再配達の手間やコストを削減するため」依頼を必須にしたという。
初回の配達時に不在だった場合、受取人は、再配達日時を指定し、再配達を依頼する必要がある。受取人から再配達依頼がない場合は、郵便局から電話で連絡し、電話がつながらなければハガキを送付して、再配達を依頼するよう要請する。荷物の保管期限までに再配達依頼がない場合は送り主に荷物の扱いを尋ね、返送を希望する場合は送り主に返送する。
再配達に依頼を必須にしたのは大手では初。ヤマト運輸と佐川急便は、再配達依頼がなくても翌日に再配達している。
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