IT専門調査会社のIDC Japanが、2017年第4四半期および2017年通年のウェアラブルデバイスの世界と日本国内における出荷台数を発表。2017年第4四半期、2017年通年ともアップルが出荷台数でトップだった。
IDCが発行する「Worldwide Quarterly Wearable Device Tracker」のデータによると、2017年第4四半期の世界のウェアラブルデバイス出荷台数は、前年同期比7.7%増の3795万台。サードパーティ製アプリをインストールできないベーシックウェアラブルの前年同期比割れが続く一方、Apple WatchやAndroid Wearなどを搭載するスマートウェアラブルデバイスが前年同期比46.8%増となった。また、2017年通年での合計出荷台数は1億1539万台となり、前年比10.3%の成長だった。メーカー別では、アップルがXiaomiやFitbitを上回り1位。
また、日本国内のウェアラブルデバイス出荷台数についても公表。2017年第4四半期、日本国内の出荷台数は合計で24万2000台となり、前年同期比3.8%増となった。日本国内での出荷が前年同期比で増加に転じたのは2016年第1四半期以来のこと。IDC Japanでは、「減少が続いていたリストバンド型に代わって腕時計型がウェアラブル市場の主役となる構図が安定すると同時に、リストバンド型も法人向けへの市場開拓が進んだことで、市場は久しぶりのプラスに転じた」と分析している。
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