九州電力は、今夏からスマートスピーカーなどを通じ、家電操作などができるIoTサービスを提供する。コンテンツの一例として、アニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクターと対話できるデモンストレーションを、「ファミリーアニメフェスタ 2018」(3月24〜25日、東京ビッグサイト)で披露する。
九州電力がスマートスピーカーそのものを開発、販売するかなどは明かしていない。ただ、ソニー・ミュージックエンタテインメントなどが開発中のAI「PROJECT Samantha」(プロジェクト・サマンサ)や、ソニー・ミュージックコミュニケーションズの音声合成技術を活用し、アニメキャラの声で答えてくれる「キャラボイス」サービスを計画しているという。
イベントには、妖怪ウォッチに登場する“妖怪執事”「ウィスパー」を起用したデモコンテンツを出展する。作中と同様、声優の関智一さんが声を担当する。会場にモデルルームを設営し「来場者に新しい生活体験を届ける」(ソニー)という。
九州電力は、電力小売り全面自由化などで他社と競争していく中、利用者獲得のため、新サービスへの参入を決めたという。サービスの詳細、料金プランなどは準備が整い次第、発表する予定。
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