働く人が、給与や福利厚生といった待遇に満足している職種は? 就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」の調査によると、トップはCIO(最高情報責任者)とCTO(最高技術責任者)。技術・情報に携わる幹部は待遇の評価が高いことが分かった。
2位は、財務・経理部門のトップであるCFO(最高財務責任者)とコントローラー。3位は弁護士・弁理士、4位は組織・人事コンサルタントだった。
以下、IR(株主・投資家向けの広報担当者)、経営者・CEO(最高経営責任者)・COO(最高執行責任者)――と続き、経営のコアに携わる職種や、組織のマネジメントに密接に関わる職種の満足度が高かった。
「データサイエンティスト」は9位。Vorkersは「AI(人工知能)の導入が進んでいくこれからの社会に対し、データ収集の設計や検証ができるこの職種は各社奪い合いとなっている。優秀な人材獲得のために、必然的に待遇が向上したことがうかがえる」とみている。
最下位はWebコーディング 警備員、整体師なども低評価
一方、最下位(129位)となった職種はWebコーディング。警備員、整体師・マッサージ師、調理師・パティシエ、医療事務、翻訳・通訳なども評価が低かった。
調査では、2017年にユーザーがVorkersに投稿した口コミ6万5750件を分析。給与制度、月間残業時間、有給取得率などを基に評価点を算出し、ランキング化した。
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