セールスフォース・ドットコムは2018年3月15日、高度なコーディングを必要とすることなく、IoT(モノのインターネット)のデータとSalesforce CRMを短期間で連携する「Salesforce IoT Explorer(以下、IoT Explorer)」を国内で本格的に提供開始すると発表た。
顧客体験の向上や業務効率化といった課題に向けて企業のIoT活用が進む中、IoTデバイスなどから集めた大量のデータを顧客とのエンゲージメント強化に向けて業務プロセスやサービスに活用するためには高度なコーディングが必要で、金銭的にも時間的にも大きなコストがかかっていた。
IoT Explorerは、コーディングをあまり必要としないローコード(low code)による簡単な操作を提供するインタフェースを備え、ユーザーはポイント&クリックの操作のみで、任意のコネクテッドデバイス(インターネットに接続されたデバイス)に対するルールベースの自動化を実現することができる。例えば、製造会社の管理者は、工場のロボットがコンポーネント故障アラートを発したら、顧客へ直接連絡を入れるようカスタマーサービスに通知をするといったワークフローを簡単に構築ることができる。
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