アスリートパフォーマンスを⽀えるモーション解析デバイスメーカーのLEOMO, Inc.(リオモ)が昨年発売した、モーション解析デバイス TYPE-Rが、2018年3月9日、国際的に最も権威のあるデザイン賞のひとつである、ドイツの「iFデザインアワード2018」において、最優秀賞である「iFゴールドアワード」を受賞しました。
世界各国からの6,400件を超える応募の中から、75件にのみ最優秀デザインとして「iFゴールドアワード」が授与され、この金賞を獲得するのは全応募に対して、1~2%と非常に少なく、最高のデザインとして賞賛されます。審査員講評は、「非常にシンプルで美しいデザイン。この革新的なモーション解析デバイスは技術的な境界を打ち破るだけでなく、細部まで洗練されている。純粋なデザイン志向の万能な製品」として高く評価されました。
iFトロフィーを手にするLEOMO, Inc. CEO 加地 邦彦
造形や外観の美しさのみならず、機能性、イノベーション、環境対応など11にも及ぶ厳しい基準をクリアした製品にのみ与えられます。本年度の金賞ではフェラーリの特別仕様モデルJ50やBMWのコンセプトモーターサイクル、時計ではブルガリのOCTO FINISSIMO AUTOMATICなども受賞しており、これらと並んで金賞受賞というサイクリングデバイスでは史上初の快挙となりました。
2005年にもiFデザインの金賞の受賞経験のあるLEOMOの工業デザイナー、谷山示(たにやまさとる)を中心に、3年以上の年月を掛け、TYPE-Rのコンセプト、ならびにデザイン性を追求。様々なスポーツで利用でき、防水性を保ちながら、ディスプレイや電池などを交換できる「モジュラーコンセプト」という大企業でも挑戦しづらい難題にチャレンジし、同時に先進的かつオリジナリティーがあり、機能美あふれる洗練されたデザインへと昇華させました。
当社CEOの加地邦彦は、以下のようにコメントしています。
「並みいる著名ブランドの中で、スタートアップである当社の最初の製品であるTYPE-Rがこのような名誉ある賞を受賞して大変嬉しく思います。審査員の方々には製品のコンセプトをベースとしたデザインを高く評価していただきました。今後も革新的なデザインと機能をもった製品を世に出してまいります。」
CEO 加地 邦彦 (左)、デザイナー 谷山 示(右)
「TYPE-R」についての詳細は、iF WORLD DESIGN GUIDE にてご覧いただけます。
https://ifworlddesignguide.com/search?search=LEOMO#/page/entry/229513-leomo-type-r/ <iFデザインアワードについて>ハノーバー(独)を本拠地とするiF International Forum Designは、ドイツで最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与しています。賞は、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア/建築、プロフェッショナルコンセプトの7分野で構成されています。2018年は、63名のデザイン専門家が54の国/地域から集まった6,400件を上回る応募デザインを厳正に審査し、75件にのみ最優秀デザインとして「iFゴールドアワード」が授与されました。
すべての受賞デザインはiF WORLD DESIGN GUIDE 及び iF design appに掲載し、ハンブルグ(独)にある施設 iF design exhibition Hamburg にて展示します。
■LEOMO TYPE-R概要:商品コード:LEMS-TYPER
JANコード/ISBNコード:4573449160018
価格 96,984円(税込)+送料(東京都は 送料907円)
Yahoo! ショッピングURL:
https://store.shopping.yahoo.co.jp/leomo/※条件により送料が異なる場合があります
■LEOMO TYPE-Rの商品説明:TYPE-Rは、3軸のジャイロセンサーと3軸の加速度センサーを搭載したコンパクトな5つのセンサーをサイクリストの体に取り付け、その動きをリアルタイムで計測&視覚化します。これにより小さな変化も感覚ではなく数値化されたデータとして追うことができる、全く新たな形で科学的トレーニングを支援するツールです。
特に競技アスリートとコーチにとってモーション解析を活用してそのパフォーマンスを最大限発揮できるように設計されており、アスリートのフォーム、効率、パフォーマンスを最適化することを手助けし、更には怪我の防止や怪我からの回復を助けます。
これまでモーションキャプチャーなどのアスリート向けのモーション解析は、ラボやスタジオでの精密かつ高価なシステムによる測定に限られており、より現実に近いトレーニングやレースの条件を反映することが出来ませんでした。モーション解析を屋外でも可能にするTYPE-Rは、アスリートやそのコーチがトレーニングや競技を行う環境と同じ条件下で、日々、気軽にモーションデータの収集を行うことができます。
■LEOMO TYPE-Rの特徴:TYPE-Rは、タッチスクリーンを搭載しており、ハンドルバーまたは手首に取り付けることができ、ANT +™対応の汎用のセンサーと接続することで、パワー、パワーバランス、ケイデンス、心拍数を表示することも可能です。
TYPE-R本体だけで、他社の高価格帯のサイクリングコンピュータに匹敵する性能を持っておりますが、TYPE-Rの一番の特徴は、5つものLEOMOモーションセンサー(Bluetooth®接続)を標準で付属していることです。そのセンサーは、3軸のジャイロスコープと3軸の加速度センサーを搭載しており、センサーを着用したアスリートの動きやフォームを正確に計測します。LEOMOモーションセンサーは、左右の膝の上部と靴、腰(仙骨)の上、胸の中から5か所に装着し、今まで測定できなかった下記のような動きを測定することができます。
<6つのモーションセンサーのポジションと解析指標>ポジション(1)右足 / Right Foot 、(2)左足 / Left Foot
解析指標1.Dead Spot Score: 1ケイデンス内で、ペダル速度がスムーズではない箇所の大きさと位置を特定
解析指標2.Foot Angular Range:ペダリング時に踵がどれだけ上下に動くかを測定
解析指標3.Foot Angular Range (Q1):クランク位置が0時から3時の間で踵がどれだけ上下に動くかを測定
ポジション(3)右大腿部 / Right Leg 、(4)左大腿部 / Left Leg
解析指標:Leg Angular Range:ペダリング時に腿がどれだけ上下に動くかを測定
ポジション(5)仙骨(骨盤) / Pelvic
解析指標1.Pelvic Angle:骨盤の前傾角度を測定
解析指標2.Pelvic Rotation:骨盤の上下軸(背骨軸)を中心とする回転運動を測定
解析指標3.Pelvic Rock:骨盤の前後軸(腹から背中にかけての軸)を中心とした回転運動を測定
ポジション(6)胸(上半身)/Torso
解析指標1.Torso Angle:胸(上半身)の前傾角度を測定
解析指標2.Torso Rotation:胸(上半身)の上下軸(背骨軸)を中心とする回転運動を測定
解析指標3.Torso Rock:胸(上半身)の前後軸(胸から背中にかけての軸)を中心とした回転運動を測定
<LEOMO, Inc.について>加地邦彦と連続起業家の孫泰蔵によって設立され、以来、アメリカ ボルダーの本社および港区西麻布の東京オフィスにおいて、スポーツデバイスの開発・製造・販売と、それに連動するサービスの開発を行っている。社員数39名(2018年3月現在)。2012年創業。
会社情報:
https://www.leomo.io/採用情報:
https://www.leomo.io/pages/careersPR TIMESで全文を見る
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