◆第9回 野性時代フロンティア文学賞 大賞(賞金100万円)
『永遠についての証明』 岩井圭吾(いわい・けいご)※大賞作品は、2018年夏頃に角川書店より単行本として刊行予定です。
◆第9回 野性時代フロンティア文学賞 奨励賞
『親子喧嘩』 坂梨福朗(さかなし・ふくろう) 選考委員 冲方丁・辻村深月・森見登美彦(敬称略/50音順)なお、選評は4月12日(木)発売の「小説 野性時代5月号」(角川書店)に掲載予定です。
大賞作品の梗概と著者略歴、奨励者の著者略歴はページ下部の通りです。
<野性時代フロンティア文学賞概要>
「野性時代フロンティア文学賞」は、2009年より創設された、文学新人賞です。これまでにない新ジャンルを築きあげるエンターテインメント作品を広く募集し、読む者の心を揺さぶる、将来性豊かな稀代のストーリーテラーを選出します。
◆原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚(長編1作品)。
◆対象作品:広義のエンターテインメント小説。恋愛、ミステリ、冒険、青春、歴史、時代、ファンタジーなど、ジャンルは問いません(ノンフィクション・論文・詩歌・絵本は除く)。
<大賞概要>
『永遠についての証明』 岩井圭吾(いわい・けいご)数学者の熊沢勇一(くまざわゆういち)は、六年前に亡くなった友人・三ツ矢瞭司(みつやりょうじ)のノートから数論の未解決問題である〈コラッツ予想〉の証明を発見する。しかしオリジナルの理論から導かれた証明は意味不明であったため、熊沢は共通の恩師・小沼(こぬま)と協力して解読に挑む――。瞭司は高校生の頃、小沼に才能を見出された。やがて特別推薦で協和大学に入学したことで、熊沢や斎藤佐那(さいとうさな)と知り合う。三人が発表した群論の未解決問題に関する証明は大きな反響を呼び、主な役割を果たした瞭司に注目が集まる。順調な研究生活を送っていた瞭司だが、小沼が他の機関に異動したことから歯車が狂いはじめる……。
<大賞受賞者略歴>
ペンネーム:岩井 圭吾(いわい けいご)男性。1987年[昭和62年]5月24日生まれ(満30歳)、大阪府出身、現在は神奈川県在住。2012年、北海道大学大学院農学院修了。同年、一般企業に入社。現在も同社勤務。
<奨励賞受賞者略歴>
ペンネーム:坂梨福朗(さかなし ふくろう)男性。1988年[昭和63年]5月14日生まれ(満29歳)、福岡県出身、現在は埼玉県在住。2011年、四年制大学卒。一般企業に勤務。
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