トヨタ自動車は4月25日、高級車ブランド「レクサス」のセダン「ES」をフルモデルチェンジした新型を、中国・北京モーターショーに向けて初公開した。日本では今秋ごろに発売する計画だ。
ESは、レクサスブランドが1989年、米国で立ち上がった際にフラッグシップセダン「LS」とともに最初のラインアップとして誕生したミドルクラスセダン。新型は、2012年に発売された6代目をフルモデルチェンジして登場する。
低重心な「GA-K」の採用でワイド&ローなエクステリアと広い室内空間を確保。2.5リッター直列4気筒エンジンと組み合わせる新ハイブリッドシステムの採用で、優れた燃費性能と高い動力性能を両立した。ボディーサイズは4975(全長)×1865(全幅)×1445(全高)ミリ(ホイールベース2870ミリ)。
レクサスのシンボル、スピンドルグリルは波紋のような縦の形状のグリルメッシュを組み合わせ、シャープなノーズを強調。インテリアは、ドライバーズカーとして高揚感を高めるコクピットと、乗客がくつろげる快適な空間を融合。フラッグシップセダン「LS」で培った技術を継承し、静粛性も高めている。
スポーツグレード「F SPORT」では、リニアソレノイド式アダプティブサスペンションの採用などで優れた操縦安定性と乗り心地を両立。インテリアに、日本刀の仕上げ工程「刃取」に着想を得たという専用アルミオーナメントパネルを新開発。日本刀の刃文をイメージさせる紋様を作り出しているという。
安全技術では、単眼カメラとミリ波レーダーによる「Lexus Safety System +」を採用。駐車時の踏み間違いによる事故防止に寄与するパーキングサポートブレーキも採用した。
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