2018年4月29日日曜日

AI、子どもたちに読み聞かせるためのおとぎ話を作る。不思議なグリム童話みたい…


AIが作る童話ってロボットとか出てきそうですけど、そんなことないです。

ライター、アーティスト、開発者が集まったコミュニティBotnik Studiosと、メディテーションアプリのCalmがタッグを組んで、AIに子どもを寝かしつけるときのベッドタイムストーリーを作らせました

「The Princess and the Fox(プリンセスとキツネ)」と題したこの童話、Botonikの予測文章プログラムを使って作成され、最後にきちんと意味が通るように人の手で綺麗に仕上げたものです。全部聞くのは有料なんですが、一部だけこちらで聞くことができますよ。一体どんなストーリーなのか、ちょっとだけ、さわりを書きますね。

昔あるところに、金色の鞍を乗せた金色の馬がいました。たてがみには綺麗な紫色の花がついています。その馬が村に住むお姫様に、お花を持って行くとお姫様は嬉しくて踊りました。「とっても綺麗でしょ!」とパンとチーズの王様であるお父さんに言いました。「私が王子様と結婚したら、ちゃんと何か食べるか飲んでくれる?」そう、王様はこの国唯一の王子と娘を結婚させたがっていたのです。しかし、お姫様は彼を愛していません。なのでプロポーズを断り続けていたのです。すると王様は「私と城の地下室へ付いて来なさい。おかしなアイツ、お前の馬のためにケーキとジュースが用意してあるから。」と言います

えーっと、すでになんか怖いグリム童話みたいな感じ出てますね。よくわからない不思議な感じも本当の童話っぽくできてます。このあと、ある男の子とこのお姫様は恋に落ちます。で、金色の馬とおしゃべりできるキツネの助けを借りながら…という感じのストーリーらしいです。なかなか面白そうですね。やるじゃん、AI。


Image: Tatiana Bobkova/Shutterstock.com
Source: CalmEntertainment Weekly

Beth Elderkin - Gizmodo io9[原文
(岩田リョウコ)



ギズモード・ジャパンで全文を見る

0 件のコメント:

コメントを投稿