国内で大学教員の研究成果などを元に起業したいわゆる大学発ベンチャーが、2017年11月時点で2093社あることが、経済産業省による17年度の大学発ベンチャーに関する調査で分かった。16年度の調査から247社増え、記録が残る1989年度以降で初めて2000社の大台に乗った。
業種別では、「バイオ・ヘルスケア・医療機器」が659社で最も多く、次いで「IT(アプリケーション、ソフトウエア)」の614社、「ものづくり」の417社と続く。
また、大学別では東京大学が245社で最も多く、以下、京都大学140社、筑波大学98社、大阪大学93社、九州大学81社と続き、私立大学で最も多いのは早稲田大学の74社だった。
また、大学発ベンチャー企業での大学関係者の役割については「研究・開発の方針、戦略への助言や技術的指導を行う者(技術顧問)」が全体の55.3%を占め、期待が大きかった。
Copyright (c) 2018 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.
ITmedia 総合記事一覧で全文を見る
0 件のコメント:
コメントを投稿