米Googleが、撮影した後からピントを合わせられるカメラを手掛ける米Lytroの買収を検討していると、米TechCrunchが3月21日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。
Lytroは2006年創業のカリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置く非公開企業。2012年に独自技術「Light Field」搭載の、撮影後にピント合わせが可能な「Lytro Camera」を発売した。
2016年には映画業界向けの高性能カメラ「Lytro Cinema」を発表したが、まだ発売していない。最近の公式ブログでは、Light FieldのVR(仮想現実)での活用法について説明している。
Googleは「Daydream」プラットフォームなどでVRに取り組んでおり、「Light Field」を含むLytroの多数の関連特許を取得するのが買収の目的かもしれない。
同社は15日、「Welcome to Light Fields」というVR体験コンテンツをSteamで公開している。
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