2018年3月20日火曜日

[ITmedia PC USER] テンキーレス「REALFORCE」、待望の理由

ストック買いが少ない、でも売れる――REALFORCEの広がり方

 先週登場した入力デバイスで売れ行きが目立っていたのは、東プレの静電容量式キーボード「REALFORCE」のテンキーレスモデルだ。ラインアップは8種類で、下記のように静音性やスイッチの入力深度を調整するAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)、荷重、印字、本体色の違いなどで細かく仕様が分かれている。税込み価格は1万9000円強から2万7000円前後。

パソコンSHOPアークの棚に並ぶ「REALFORCE」テンキーレスモデル
REALFORCEテンキーレスモデル
R2TLSA-JP3-IV 静音 APC 荷重30g アイボリー(かな印字あり) 2万7000円前後
R2TLSA-JP3-BK 静音 APC 荷重30g ブラック(かな印字なし) 2万7000円前後
R2TLS-JPV-IV 静音 変荷重 アイボリー(かな印字あり) 2万5000円前後
R2TLS-JP4-BK 静音 荷重45g ブラック(かな印字なし) 2万5000円前後
R2TLA-JPV-IV APC 変荷重 アイボリー(かな印字あり) 2万6000円前後
R2TLA-JP4-BK APC 荷重45g ブラック(かな印字なし) 2万6000円前後
R2TL-JPV-IV 変荷重 アイボリー(かな印字あり) 1万9000円強
R2TL-JP4-BK 荷重45g ブラック(かな印字なし) 1万9000円強

 今回のテンキーレスモデルは、2017年10月に登場した第2世代REALFORCEに属するモデルで、人間の耳に感知しやすい周波数帯のノイズを抑え、より静音性が高くなっている特徴を持つ。フルキーボードの登場時からテンキーレスモデルを待つ人が多かったようで、発売時から多くのショップでヒットを飛ばしていた。

 パソコンSHOPアークは「REALFORCEは(テンキーをよく使う)事務用途から評価を伸ばしてきたところがありますが、いまはゲーム用途や文字打ちの多い方にもファンが広がっています。第2世代登場時からテンキーレス待ちの人が多かったのも、そういう使い道の広がりが関係していると思います」と話していた。

 また別のショップは「日本は机上が狭めなのと、テンキーがあるとマウスの操作領域が削られてて嫌だという人が結構多いんですよ。一度テンキーレスに慣れると、すぐ左側がマウスエリアという感じになるので、そこを侵されると非常にやりづらくなる。テンキーレスからフルキーボードに戻れないという声はよく聞きます」といった事情も教えてくれた。

テンキーレスREALFORCEの展示機

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