2018年2月25日日曜日

Amazon、星間戦争を描いた小説『The Culture』シリーズを映像化へ


このところ独自コンテンツ作りに力を入れているアマゾン・スタジオが新たなドラマの制作を発表しました。そのドラマとは、SF作家イアン・M・バンクスの代表作『The Culture』シリーズの映像化で、シリーズ第1作の『Consider Phlebas』から始めるとのこと。

『The Culture』は、人類やエイリアンそしてAIなどが共存するthe Cultureと呼ばれる大規模で理想郷的な宇宙の文明圏を中心に、時に彼らと敵対する社会との争いなどを描いたSFシリーズ。 第1作の『Consider Phlebas』では、好戦的で銀河系の支配を狙う異星人Idiranとthe Cultureとの星間戦争が、敵国Idiranの諜報員の視点から描かれています。

Amazon(アマゾン)の発表によれば、イギリスのSFドラマ『Utopia -ユートピア-』を手掛けたデニス・ケリーが脚本を、映画『 ワールド・ウォーZ 』を手掛けたプランBエンターテインメントが制作を担当するとのこと。またバンク氏の権利団体がエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。

このニュースに関して、ジェフ・ベゾスCEOはこんな喜びのツイートを。

Amazon Studiosがイアン・M・バンクスのすばらしいCultureシリーズをTVシリーズとして映像化すると発表できてうれしいよ。個人的に大好きな作品なんだ。待ち切れない!

本シリーズはAmazonプライム・ビデオで独占的にリリースされる予定ですが、具体的な日程はまだ公表されていません。広大なスケールのSF小説をどうやって映像化するのか、今から楽しみですね。



Image: Orbit Books
Source: EW, Twitter

James Whitbrook - Gizmodo io9[原文
(たもり)



ギズモード・ジャパンで全文を見る

0 件のコメント:

コメントを投稿