このところ独自コンテンツ作りに力を入れているアマゾン・スタジオが新たなドラマの制作を発表しました。そのドラマとは、SF作家イアン・M・バンクスの代表作『The Culture』シリーズの映像化で、シリーズ第1作の『Consider Phlebas』から始めるとのこと。
『The Culture』は、人類やエイリアンそしてAIなどが共存するthe Cultureと呼ばれる大規模で理想郷的な宇宙の文明圏を中心に、時に彼らと敵対する社会との争いなどを描いたSFシリーズ。 第1作の『Consider Phlebas』では、好戦的で銀河系の支配を狙う異星人Idiranとthe Cultureとの星間戦争が、敵国Idiranの諜報員の視点から描かれています。
Amazon(アマゾン)の発表によれば、イギリスのSFドラマ『Utopia -ユートピア-』を手掛けたデニス・ケリーが脚本を、映画『 ワールド・ウォーZ 』を手掛けたプランBエンターテインメントが制作を担当するとのこと。またバンク氏の権利団体がエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。
このニュースに関して、ジェフ・ベゾスCEOはこんな喜びのツイートを。
Happy to announce that Amazon Studios is adapting Iain M. Banks’ amazing Culture series — a huge personal favorite — as a TV series. Can’t wait! https://t.co/wgEmv65Pm3pic.twitter.com/NhCGUyRt2L
— Jeff Bezos (@JeffBezos) 2018年2月21日
Amazon Studiosがイアン・M・バンクスのすばらしいCultureシリーズをTVシリーズとして映像化すると発表できてうれしいよ。個人的に大好きな作品なんだ。待ち切れない!
本シリーズはAmazonプライム・ビデオで独占的にリリースされる予定ですが、具体的な日程はまだ公表されていません。広大なスケールのSF小説をどうやって映像化するのか、今から楽しみですね。
Image: Orbit Books
Source: EW, Twitter
James Whitbrook - Gizmodo io9[原文]
(たもり)
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