米Googleは2月23日(現地時間)、Android端末向けAR(拡張現実)体験を構築するためのSDK「ARCore」の公式版をバルセロナで開催のMobile World Congressでリリースすると発表した。
ARCoreは、米Appleの「ARKit」に対抗するAR体験構築のためのSDK。昨年8月にプレビュー版が、12月にプレビュー2が公開された。プレビュー段階で、既存の1億台の端末で使えるようにするとしていた。
公式版リリースで、Androidアプリ開発者は自分のアプリにAR体験を追加したり、新しいARアプリを公開できるようになる。
Googleは公式ブログで、米Snapや独PorscheなどのパートナーがARCore採用のARアプリや機能を開発していると紹介した。
公式版リリース段階でARCoreアプリを使える端末は以下の機種。
- GoogleのPixel、Pixel XL、Pixel 2、Pixel 2 XL
- SamsungのGalaxy S8/S8+、Note8/S7/S7 edge
- LG ElectronicsのV30とV30+(Android Oreo版)
- ASUSのZenfone AR
- OnePlusのOnePlus 5
同社は、年内にさらにソニーモバイル、Samsung、Huawei、LG Electronics、Motorola、ASUS、Xiaomi、HMD/Nokia、ZTE、Vivoなどから新たな対応端末が発売されるとしている。
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