2018年5月4日金曜日

Appleユーザーなら、AirDropを活用すべし!


こちらの記事は2018年3月24日に掲載されたものです

ネット接続いらずで(ほぼ)どんなデータも共有できて、容量は無制限!

Appleユーザーのみなさんのなかには、すべてのユーザーエクスペリエンスに満足ているわけじゃないという人もいるかもしれません。画面が割れやすかったり、iOSアップデートしたらパフォーマンスが低下したり...問題だっていろいろありますよね。

一方で、改めてApple製品の良いところを振り返ってみると、どんなことが思いつきますか?

Apple製品ユーザーならば、使わない手はない」とゴリ押し気味にAirDropを語るのは、米GizmodoのJoe Tonelli記者。何が良くてどんなときに役立つのか...まだ使ったことがないという人はぜひ、ここぞという場面で試してみてください。


私はソーシャルエディター(編注:ソーシャルメディア上でファンを増やすことに特化した編集者)として、複数のデバイスに画像や動画など膨大なデータをダウンロードしてはアップロードする作業を一日に何度もやっています。そんなとき特に役に立っているのが、AirDropです。

これは私の職業柄、とりわけ便利なツールとかっていうわけじゃなくて、日常生活でもかなり活躍しますよ。

もともとAirDropは、2011年にOS X Lionで導入されました。これ以降、MacBook同士ならば数クリックでファイルを共有できるようになったんです。iPhoneに導入されたのは、2013年 iOS 7から。MacBookではFinderウィンドウに、iPhoneならコントロールセンターで見つけられるはずです。今まで見過ごしていたというみなさんは、ああ...もったいない!

AirDropの良いところは次の通りです。ひとつは、Appleデバイス間であれば、画像もドキュメントもウェブサイトも連絡先も位置情報も...あらゆるデータをネット接続なしで送信し合えること。iPhoneでAirDropを使う場合、Wi-FiとBluetoothをオンにする必要がありますが、これはBluetoothが近くにいるAppleデバイスを感知し、Wi-Fiの無線信号を使ってデバイス間で暗号化されたP2P通信を行なうためです。

ふたつめは、送信したいデータの容量が無制限であること。これまでデバイス間で大容量のデータを共有するのがどれだけ苦行だったかを考えれば、このポイントは見落とせません。Gmailの最大サイズ制限は25MBで、Googleドライブを使うにしてもアップロードしてダウンロードする手間は、容量が大きくなるほど厄介なものです。ネット環境が弱いと、数時間かかる作業になることは経験者ならご存知の通り。

でも、 AirDropだって完璧じゃありません。たまにBluetoothがうまく機能しなかったり、地下鉄で知らない人から変態画像が送られてきたり...。でも安心してください、後者についてはプライバシー設定を変更することで対策できますからね。

これまでにAirDropが役立った場面は、数知れず。

ネットが落ちている状況で、長時間の動画を転送したかったとき。それからロードトリップ中、自分のiPhoneから友人のiPhoneへ画像アルバムをまるごと共有したこともあります。またMacBook Proで作業中、USB-Cポート対応のドングルが手元にないとき、SSDやGoogleドライブよりも頼りになったのがAirDropでした。

たとえば「AnySend」や「Deskconnect」、Windowsユーザーであれば「Zapya」や「Xender」など、ほぼAirDropと同じことができるサービスもあります。でもAppleユーザーであるならば、この機能はすでにスマホに搭載されていること、それは周りのAppleユーザーたちにとっても同じく手の届きやすいところにあるということをお忘れなく。


Image: Gizmodo US

Joe Tonelli - Gizmodo US[原文
(Rina Fukazu)



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