米Microsoftは4月18日(現地時間)、iOS、Android、Amazon Fire向け「Microsoft翻訳」アプリで、オフラインでもニューラル機械翻訳(NMT)機能が利用できるようになったと発表した。日本語もサポートする。
Microsoftは2016年11月にMicrosoft翻訳サービスにニューラルネットワーク技術を追加した。翻訳作業はネットワーク上の「Microsoft Azure」で行われる。2017年にAIサポートチップを搭載した一部のAndroid端末ではオフラインで利用できるようになり、このたびその他のスマートフォンでも可能になった。
ユーザーは無料の“AIオフラインパック”をダウンロードすることで、ネットワークに接続できない環境でもモバイル端末でNMTでの翻訳を利用できる。オフラインパックがあるのはアラビア語、中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語。
Microsoftによると、NMTの言語パッケージは2016年にリリースしたニューラル採用ではない言語パッケージより50%小さく、23%性能が高いという。
Android開発者は、自分のアプリにMicrosoft翻訳のオフライン機能を統合できる(プレビュー段階)。詳細はGitHubのページを参照されたい。
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