EVは安全確認に時間がかかるようです。
3月23日、カリフォルニア州サンフランシスコとサンノゼの間にあるマウンテンビューにて、痛ましい交通事故が起こってしまいました。発生したのは101フリーウェイの南へ向かう車線。そして事故を起こしたのは……電気自動車のTesla(テスラ)だったのです。
CBSによると、事故は101号と85号の分岐地点で、運転していたTeslaが突如操作が効かなくなり中央分離帯に激突。そして左から2番目の車線に弾かれ、白のマツダと灰色のアウディにも追突し、直後に炎上したのが朝9時29分のことでした。
運転手はサンマテオに住むウェイ・フアンさん38歳で、炎に巻き込まれ搬送先のスタンフォード大学病院にて死亡。亡くなったのは、15時42分だったとカリフォルニア・ハイウェイ・パトロールが報告しています。
事故現場の検証にはTeslaの技師がやってきて、自動車を動かしても大丈夫なことを確認すると、レッカー車がそれら3台を運んでいったそうです。フアンさんの死亡以外の死傷者は出ていないものの、事故から4~5時間は一番左とその次の車線が捜査のために閉鎖されいたとのこと。
EVは大きなバッテリーを積んでいることから、こうした事故になると完全に安全だと判断されるのが、エンジン車より難しいという話をきいたことがあります。今回も安全確認のためにTeslaの技師が召喚されていますし、便利な半面、ひとたび何かあると大変ですね。それよりコントロールが効かなくなったことが気がかりです。いち早く原因を追求して欲しいものです。
Image: Arcansel/Shutterstock.com
Source: CBS SF BayArea
(岡本玄介)
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