牛樟芝(和名 ベニクスノキタケ)
学名:
Antrodia camphorata【実験方法】
お酒に酔いやすいと感じる健常な日本人成人男女16名を対象に、ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験を行った。
試験飲料摂取から30分後にアルコールを摂取し、アルコール摂取前から摂取180分後の間に5回採血を行い、TAUC<注1>及び各測定点の血中エタノール濃度を評価した。
〔試験サンプル〕
A.プラセボ
B.「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料
C.「ウコンエキス」含有飲料
D.「肝臓エキス及びウコン抽出物」含有飲料
【結果】
〔TAUC比較〕
「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料は対照飲料C,Dと比較し、有意(p<0.05) <注2>にTAUCの低下が見られた。
〔血中エタノール濃度比較〕
血中エタノール濃度は、アルコール摂取後30分以降で「肝臓エキス及びウコン抽出物」含有飲料よりも有意(p<0.05)に低値を示し、アルコール摂取後60分以降で「ウコンエキス」含有飲料よりも有意(p<0.05)に低値を示した。
【結論】
「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料をアルコール負荷前に摂取することで、アルコール摂取後の血中エタノール濃度上昇が抑制される傾向が認められ、酔いが回りにくくなる可能性が示唆された。
【用語解説】
<注1>TAUC:アルコール摂取から180分後までの血中アルコール濃度変化の曲線下面積。
<注2>有意差及び傾向差
※「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料は「ウコンエキス」含有飲料に比べ、 TAUC、血中エタノール濃度(負荷60分後、負荷120分後、負荷180分後)で有意差有(p<0.05)。また血中エタノール濃度(負荷30分後)で傾向差有(p<0.10)。
※「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料は「肝臓エキス及びウコン抽出物」含有飲料に比べ、TAUC、血中エタノール濃度(負荷30分後、負荷60分後、負荷120分後、負荷180分後)で有意差有(p<0.05)。
※「牛樟芝菌糸体粉末及び穀物発酵エキス」含有飲料はプラセボに比べ、TAUC、血中エタノール濃度(負荷30分後、負荷120分後)で傾向差有(p<0.10)。
PR TIMESで全文を見る
0 件のコメント:
コメントを投稿