位置情報なARゲーム大好きな筆者は、一時期より下火になった「Pokémon GO」ももちろん続けて遊んでいます。普段は同じナイアンティックの「Ingress」のほうが中心だけれど、周辺機器である「Pokémon GO Plus」を活用したり、ランチタイムのレイドバトルに参加したりしています。
もちろんトレーナーとしては、とてもガチとは言えません。これまで伝説ポケモンは全てゲットしているものの、たとえばレイドバトルなどでも活躍するポケモン「バンギラス」をまだ手にしていませんし、当然のことながら図鑑もまだまだ穴だらけ。
そんな筆者が、先の週末、なんとEXレイドバトル、すなわち伝説 of 伝説な「ミュウツー」と出会える機会に恵まれました。と言いつつ、昨夏の横浜スタジアムのイベントには取材目的で参加していましたので、今回は、プライベートでは初めてといった案配。さすがEXレイドだけあって、会場となった自宅最寄り駅前にあるマクドナルドのジムには多くのトレーナーが参加、なんとか撃破しまして、ゲットすることにも成功したのです。
実はこのEXレイドバトルの招待状を受け取ったとき、以前から「Pokémon GO」に取り入れられていた、とある仕様にあらためて気づきました。それは「13歳以下のトレーナーには、スポンサーのポケストップやジムは表示されない」ということ。このことは、日本語の公式サイトでは、FAQのあたりに載ってはいるのですが、公式ブログでは英語のエントリーしか存在しません。日々、Pokémon GOに親しむ熱心なトレーナーなら当たり前のことなのでしょうが、筆者は一度目にした記憶はあったものの、すっかり忘れていたのです。それを思い出したのは、次男坊(7歳)にEXレイドの招待状が届かなかったから。13歳以下の子供は、「ポケモントレーナークラブ」というサービスのアカウントがあればPokémon GOを楽しめるのですが、そうした年齢のトレーナーはスポンサーのスポットが表示されません。
最近ポケモンセンターで開催されたイベントに関して、そのことがあらためてアナウンスされたため、今となってはご存じの方が多いかも。とはいえ今回、EXレイドの招待状を受け取ったのはその前のこと……すまない7歳児……どう説明しようか悩みましたが、率直に「13歳以下の子供には、Pokémon GOでマクドナルドが表示されない」「だから、家族の中で、きみだけEXレイドの招待状が来なかった」と少し時間をかけて、話をしてみました。ゲーム内ではマクドナルドが見えないんだよ子供には、と伝えたら「ああ、だからあのとき」と答えた次男坊も、EXレイドのことになるとうつむいて、黙ってしまった。その後、すぐ元気に大丈夫、いいよ、なんて答えてくれたけど、そこから数日後、EXレイドバトル前日には、筆者不在の中、妻の前で少し落ち込んだ様子を見せていたらしい。すまない、父の不手際で悲しい想いをさせてしまった。
欲を言えば、子供にもそうしたスポットでのイベントに参加させてほしいな、と考えてしまうけれど、Pokémon GOはグローバルに提供されているアプリであり、さまざまな国の事情を踏まえてのことなのかもしれない。今度はスポンサー企業のジムではなく、ご近所にある広めの公園でEXレイドが開催されることを期待して、この春も子供と一緒に楽しんでいきたいものです。
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